充実した施設とカリキュラムで、生徒一人ひとりの進路目標や部活動、そして高校生活を応援する八千代松陰高校。
仲間との絆を深めながら、大きな目標に向かって日々前進するソフトボール部のキャプテンのIさん(同中学校出身)と、副キャプテンのHさん(市川市立第三中学校出身)に話を聞いた。
天然芝の敷かれた専用グラウンドにはナイター照明やバッティングマシンも完備され、週4日、放課後の練習が存分に行われる。
顧問の先生に加え、経験豊富な大学生OGたちによる丁寧な指導で、実戦的なアドバイスを受けると同時に、初心者も安心してソフトボールを始めることができる。
練習メニューは顧問からクロームブックで共有され、試合前には対戦相手と戦った過去のデータを生かしてミーティングを行うなど、ITを活用した効率的な取り組みも強み。練習後には1・2年生それぞれ1名が反省や課題を投稿し、全員で共有し明日以降に備えていく。
6月に3年生が引退し、現在は2年生が中心の新チーム。
2人は、部の雰囲気づくりを第一として『声掛け』を大切にしているという。
内進生には中学時代からのつながりを持つキャプテンが、高入生や未経験者には副キャプテンが寄り添い、全員が安心して活動できる環境を作っている。
Iさんは「先代キャプテンのように率先して行動し、プレーで示す姿を目標としています」と話してくれた。先輩後輩の仲が良く、OG戦の開催やOGが試合の応援に駆け付けるなど、卒業生とのつながりも深く、それが励みになっているという。
目標は県大会ベスト4。近年の最高成績ベスト8を超えることが目標だ。
『文武両道』を掲げる八千代松陰高校。土曜日は『土曜講座』があるため部活はなく勉強との両立を図る。普段の学習では、習熟度別クラスの『レッスンルーム』が用意されており、自分のレベルに合った授業を受けることも可能だ。
Hさんは「1年次の担任の先生から、通学時間を英単語学習に充てるなど、スキマ時間の活用法を面談で教わりました」と話してくれた。
高校選びについて「自分に合った学校を選び、部活も勉強も全力で取り組める環境を探すことが大切」とHさんは最後にアドバイスをくれた。
(よみうり進学メディア編集部)