『世界を心に入れた人を育てる』を教育理念に、人格教育とグローバル教育、そしてサイエンス教育を行う啓明学園。
今回は、同校の英語教育や国際プログラムに興味を持ち入学した2年生4名に話を伺った。
同校の特徴に国際生と呼ばれる帰国生や外国籍の生徒が30%在籍する。英国数理社の教科では、特別授業を行うが、ホームルームや学校行事、部活動は一般生と一緒だ。普段から異文化を吸収できる好環境にある。
国際生のB・Aさん(国分寺第三中)は、「国際生にはオーダーメイドの授業を行ってくださり、自分と同じ経験をした仲間がいるので安心です」と話す。
「英語を勉強したかった」と話すのは、M・Gさん(町田第二中)。「英語の授業時間が多く、英語の授業の無い日はありません」と話す。英語は習熟度別に行われ、国際クラスではネイティブ教員が海外の教材を使用するので、大学の外国語学科レベルの授業という。
また、野球部のO・Hさん(国立第二中)とサッカー部のH・Sさん(町田南成瀬中)は、広大なグランドで思いっきり部活動が出来る環境が自慢のようだ。野球部の監督は元プロ野球の選手で生徒主体の練習方法を採り入れて、甲子園を目指す中学生にはお勧めだ。毎年2月には、英語・外国語スピーチコンテストを行い全生徒が参加しクラス予選から本戦までレベルの高い競い合いが行われる。Oさんは大リーガーの大谷翔平選手のことを調べ、英語で発表したそうだ。
また、Hさんはアイルランド海外体験学習に参加し、「日本人がほとんどいないのにはびっくりしました。また機会があれば参加したいです」と話す。この他にも人気のカンボジアワークキャンプなど複数の海外研修プログラムが組まれている。
同校は、学校にいながらも、様々な国際交流プログラムを通して、世界に触れられるチャンスが溢れている高校だ。