落ち着いた校風、清潔で機能的な校舎に整備された環境で、生徒一人ひとりが自らの夢や目標に向かって努力を重ねている立正大学付属立正高校。
2年生のYさん(品川区立品川学園中学校出身)とSさん(大田区立安方中学校出身)に、勉強への取り組みや部活動、ボランティアなどで活躍する様子を聞いた。

Yさんが同校を志望した理由は、英検受験で訪れた際に感じた落ち着いた先輩たちの姿と、自然な挨拶の気持ちよさだったそう。学校説明会でもその雰囲気は変わらず、母親も含めて「この学校なら安心して通える、と確信しました」と話す。
現在は立正大学心理学部への内部推薦を目指し、日々勉強に励んでいる。小学生の頃から夢だった心理カウンセラーを目指し、授業や講習、放課後の自主学習に力を注ぐ。
学校には朝から開いている自習室をはじめ、ラウンジ、ランチルーム、図書室など多様な学習スペースが整っており、気分や目的に応じて使い分けているそうだ。
「先生方はいつも親身に相談に乗ってくれ、勉強も丁寧に教えてくれます」とYさん。
学校全体が学びを支える温かな雰囲気に満ちているようだ。

Sさんは小学生の時に同校の文化祭で弓道体験をしたことがきっかけで弓道部に憧れ、同校を志望した。
今は週5日の弓道部での活動が中心だ。同部は5人立での練習が可能な射場を備え、体幹や筋力トレーニングにも力を入れている。
「弓道で培った集中力は勉強にも活かされています」とSさん。
姿勢を正すことで勉強中の集中力も増し、精神面の鍛錬にもつながっているという。
またOBの先輩に大学進学の相談をしたり、定期テスト対策の話を聞いたり、縦のつながりも深い。

さらに、池上本門寺を母体とする宗門校として、祭礼やお会式、節分行事などのボランティア活動にも積極的に参加する。多くの人と関わる経験は文化祭の運営にも活かされているそうだ。
2人は「立正には、生徒一人ひとりが自分のやりたいことに打ち込める環境がある」と口をそろえた。
同時に行事ではクラスや部活動、委員会が一体となって盛り上がる校風も魅力のひとつだ。
最後に、これから高校を選ぶ中学生に向けて「説明会には友達とではなく保護者と一緒に参加し、自分が高校で何がしたいのかしっかり考えて志望校を決めてください」とアドバイスをくれた。

(よみうり進学メディア編集部)
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