法政大学第二高校、通称「二高」の魅力と学校生活について、2人の先輩に話を聞いた。
質問に答えてくれたのは2年生のNさん(川崎市立宮内中学校出身)と、1年生のIさん(世田谷区立桜丘中学校出身)だ。
まず二高の大きな特徴は、その「規模と活気」だ。
中学・高校併設だが、高校の一学年は約630人。45人編成で14クラス、中学を合わせた全校では、2,500人を超える。体育祭などの行事で全校生徒が一斉に集まる際には、その人数と活気を肌で実感したと2人は紹介してくれた。
まじめな校風があると同時に、イベント、例えば体育祭や文化祭では、おおいに盛り上がり、楽しむときはしっかり楽しむという特徴もあるそうだ。
また、規模が大きい分、生徒たちを支える先生の多さや、充実の施設も大きな魅力だという。
施設面では体育館が2つあるほか、グラウンドは野球場2面、サッカー・ラグビー場、陸上競技場などもある。大きな時計塔が目印の本館には、地下に剣道場、トレーニングルームもある。
2人は二高を選んだ動機として「人との出会い」を挙げる。
男子バスケットボール部に所属するIさんは、9月の説明会・部活動体験会で先輩たちと出会い「楽しく、レベルの高い環境で活動ができる」と確信し、受験勉強へのモチベーションが大きく向上したそうだ。
同じく吹奏楽部に所属するNさんは、先生の勧めで同校の文化祭を訪れ、吹奏楽部のハイレベルな演奏を聴き「すごく素敵」と感動し入学を決意したというエピソードを紹介してくれた。
活発な部活動も同校の特徴のひとつだが、その背景には、付属大学への進学希望者が多いこともある。この点は部活動へまい進できることに加えて、幅広い学びができることにもつながっている。
同校の場合、いわゆる文理選択にあたる『必修選択』を高校3年次に行うことが、全教科にわたる幅広い教養を身につけることにつながっているという。
最後に、Iさんは「周囲からできるだけ学力の高いところに行くよう言われるかもしれないが、迷っているなら、好きなことを基準にして学校を決めてほしい」、Nさんは「気になる学校には実際に足を運んで、雰囲気を感じて決めてほしいです。今は受験勉強が忙しく大変だと思いますが、高校は絶対楽しいので頑張ってください」と2人は中学生にエールをくれた。

(よみうり進学メディア編集部)
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