あずさ第一高校千葉キャンパスは、先生と生徒の楽しそうな笑い声が教室に満ちた、とても和やかな学校だ。
同校は通信制の高校で、キャンパスに登校して受ける集合授業を併用するユニークな制度が特長のひとつ。登校することがプラスになる仕組みになっている。普通授業に加え、オリジナルコースでは専門性の高い分野について学ぶこともできる。
オリジナルコースには、大学進学、基礎、資格など学力の向上を目指すコースや、保育、音楽、声優・アニメ、ファッション、ダンス、プログラミング、ｅスポーツなど専門的な学びや感性を伸ばすコースもあり、生徒一人ひとりの目標に応じた学びを行っている。
スタンダードスタイル５日制のUさん（千葉市立緑町中学校出身）と、スタンダードスタイル３日制＋ｏｎｅのTさん（船橋市立飯山満中学校出身）に話を聞いた。
２人はともにオリジナルコースでボーカルを専攻。
中学で合唱部だったTさんは、時に喉を痛めることもあったが、お腹から声を出す発声法を学んだことで大きく改善されたという。
Uさんは幼い頃から歌手を目指して独学で歌を練習してきたが、発声法を本格的に学んだことで出せる声の幅が広がったそうだ。１年生ながら成果が現れ、さらなる練習に意欲を見せている。
Tさんは中学１年の頃から通信制高校への進学を決めていた。
勉強に苦手意識があり、授業に追いつくのに苦労していたことから、自分のペースで学べる環境を重視したという。そんなTさんだが、今ではしっかりと授業についていけており、勉強に対するプレッシャーが軽減されたと自信に満ちた笑顔を見せてくれた。
Uさんは中学３年の夏休みに同校の説明会に参加し、進学を決めた。
授業は丁寧なサポートがあり、中学での遅れを取り戻すことができる。レポート提出も集合授業の中で進めるため、ひとりで抱え込むような大変さはない。
中学時代は早退が多かったUさんは、現在はしっかり通い続けており、勉強にも手応えを感じているようだ。
２人が活き活きと、自信を持って話す姿が印象的で、歌にも勉強にも前向きに取り組んでいる様子が伝わってきた。
最後に２人からあずさ第一のいいところを「自分のペースで通いやすい学校です。他のコースの授業も充実していて、しっかり夢にむかって勉強できます」と紹介してもらった。
（よみうり進学メディア編集部）
☆よみうり進学メディアではX（旧Twitter）で記事更新をお知らせしています☆
X（旧Twitter）のフォローをすると、随時掲載情報が受け取れます。受験情報をお見逃しなく！
■よみうり進学メディアX（旧Twitter）はこちらをクリック
x.com@yag_ysmedia
