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東京 高校レポ
2020.10.12

難関私大合格増。伝統校が育むチャレンジングスピリット 都立墨田川高校(墨田区)

墨田川高校は大正10年(1921年)設立の府立七中を前身とする伝統校だ。間もなく100周年を迎える現在でも、卒業生、在校生から愛着をもって「七高」と呼ばれ親しまれ、進学指導推進校に指定されている進学重視型単位制高校だ。
単位制は自分の学習計画に基づいて、自分の興味、関心等に応じた科目を選択し学習できることが特徴だが、寺島雅夫校長は同校が単位制をとっている一番のメリットは「普通の学校より10人ほど先生の数が多いこと。そのため教科ごとに少人数の習熟度に応じた授業が展開でき、きめ細かな指導を展開することができます」と言う。
多彩な授業展開のもと、生徒一人ひとりが実力を伸ばした結果、今春の大学合格実績は国公立25人、早慶上理29人、GMARCH99人、他私大620人と優れた結果を出している。特に難関私大の実績は前年の早慶上理14人、GMARCH71人から大きく伸張した。
今年度から実施される大学入学共通テストや、都内私立大学の定員厳格化などで、大学入試に対して安全志向がとても高まっている中でのこの数字は大健闘と言える結果だ。進路指導部の村田勇司先生は「日々の学習でしっかり力をつけて一般試験に臨もう、第一志望にチャレンジしようという指導を心掛けました」と話してくれた。
寺島校長先生は「チャレンジ精神」が、これからの時代に重要なキーワードだと話す。中学生に向けて「このコロナの中でもいろんな事にチャレンジしてください。自分の行きたい高校はどこか、何を学びたいのか、どうありたいのか、常に問い続けて欲しいです。学生時代は失敗しても、まだ許される時期、許されるときにどんどんチャレンジして欲しいです」とメッセージを送ってくれた。続けて「墨田川ではチャレンジする機会を多く用意しています」と締めくくった。

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