よみうり進学メディア

東京 高校レポ
2019.4.23

文京学院大学女子高校(東京都文京区) 探究活動で探る未来の自分

巣鴨・駒込の両駅からほど近く、自然豊かな六義園に接する同校は、都心の学び場としては最高の環境だ。
同校の特徴は、入学時から英語やグローバルを意識した文系から準理系対応の国際教養、理数に特化した理数キャリア、スポーツ科学の三コース制で学べること。多くの高校が2年次以降に実施している文理選択を入学時から実施する学びついて進路指導部の佐藤泰正先生に聞いた。
好きな教科や興味のある分野を早期から掘り下げて学ぶことで新しい発見もあり、各コース1・2年次を中心に探究活動をおこなう。「探究活動に取り組むことで、目標を見つけられます。目標が決まっている生徒の受験への取り組みは早いですね」と効果を教えてくれた。
探究活動は、仮説、調査、発表のサイクルで活動するので、AO入試に臨む上でも強みになり、進路実現の後押しになっているそうだ。
また、放課後英語塾『国際塾』では、習熟度別に大学受験にも対応し、ネイティブ教員による実践的な英語学習を行なう。
「スーパーサイエンスハイスクールに指定されたことで学校として理系教育の視野が広まりました。これまで進学先が医療・看護系が多かったが、探究テーマを大学で深めようと工学系や農学系への進学者も多くなっています」と話す。
大学合格実績も国公立から早稲田大学、上智大学などの難関私立大、そして海外大学まで様々だ。
生徒たちは学び得た自分の目標を目指し確実に進んでいるようだ。

最後に受験生に向けて「学校の雰囲気や可能性を引き出してくれる、自分に合った学校を選んで下さい」とメッセージをくれた。

放課後に行われる国際塾担当の愉快なネイティブ講師