千葉 高校レポ
2021.10.12

創立122年目を迎える名門 女子高で自分の夢を実現しよう 千葉県立千葉女子高校(千葉市)

「知性と品格を兼ね備えた、自立した女性の育成」を教育目標に掲げる千葉女子高校。1900年(明治33年)に創設された、長い歴史と伝統を持つ進学校だ。普通科と家政科が設置されており、普通科には県内では初となる教員基礎コースがある。教養・体験講座を受講することで、教育者になるための素養を高めることが出来る。

「本校の進路指導の強みは、生徒と学びとのマッチングを大切にすることです。例えば自分の目標大学や学部学科が定まっていれば、現状の自分の学力を分析し、目標実現のために、何にどれくらい取り組めばよいかを具体的に把握させます。また、自分が描く理想や、現状と理想の間のギャップ、そして、進学先で学ぶ内容が将来なりたい職業にどのようにつながるか、といったことをカウンセリングのようにして発見させながら、生徒が目指す方向に導いていくことが大切だと考えています」と進路指導主事の飯田李恵先生は話してくれた。

同校にはこれを実現するための「進路ノート」という教本があり、進路に関する資料編と生徒自らが記入するノート編で構成されている。1年生から3年生の1学期まで活用することで、学習達成度や進路についての考えなど、過去から現在に至るまでを可視化できる仕組みとなっている。

さらに、1年生には「進路だより」を不定期に配付している。これには「進路ノート」の活用方法や授業内容、目標への取り組み方などが詳細に盛り込まれている。この2つの教本は生徒にとって進路の羅針盤の役割を果たしているといえよう。

家政科について、教頭の勝又英子先生は「家政系大学に進む生徒も多く、卒業までに被服検定や調理検定など、各種検定試験合格を目指すので、生徒は充実した高校生活を送っています。また、地域や企業との連携を通して課題解決型学習を実践しています。思考力や判断力、表現力が自然と身につくので、生徒たちは将来、高校で専門知識を学んだメリットを充分活かすことができます」と同科の魅力について語ってくれた。

ゆかた制作に取り組む家政科の生徒さん

きれいに敷き詰められた天然芝