東京 高校レポ
2021.10.14

優れた実績は最後まで挑戦し続けた結果 都立立川高校(立川市)

立川高校の今春の現役合格実績は、卒業生308人に対し、国公立122人、早慶上理ICU111人という結果だった。国公立、難関私大いずれの数値も、昨年から比べて大きな伸長を達成している。新型コロナでの臨時休業、分散登校などがあったが、その影響を感じさせない実績だ。

同校の進路指導は「質の高い授業」、総合的な探究の時間などでの「課題探究」、また各種の「進学情報の提供」を柱としている。コロナ禍にあってもその基本は揺るがなかった。

休業期間は「とにかくやってみよう!」をキーワードに、試行錯誤を重ね、5月の連休明けからは通常の時間割通りでの授業をオンラインで実施した。こうした先生方の姿勢は、生徒やその保護者からの強い信頼へと繋がったそうだ。ちなみに今年のキーワードは「やれることを、やれるだけ!」。だそうだ。

今春の結果について吉田順一校長は「生徒たちが学校を信頼して、最後まで学校に来てくれたのが大きかった」と話す。進路指導では、常に「自分の力を高められる環境に向かって、最後まで挑戦し続ける」ということ事を強調し生徒をフォローしたそうだ。その結果、多くの生徒が国公立大の二次まで試験に挑み、多くの合格をつかみ取ったのだ。

吉田校長は中学生に「高校受験にも同じことが言えます。最後まで自分を高められる環境に向かって頑張って」と話してくれた。試験に臨んでは「基礎問題を落とさないことが大切です」とのアドバイスも。参考にして欲しい。
 
同校は次年度から「創造理数科」を創設する。従来の理数科にはない「創造」を冠する。Society5・0の到来、AIの進歩、IoT環境の急速な拡充など、人間の役割が変化していく中で「新しい価値(イノベーション)を生み出すことのできる人材」の育成を目的としている。兼ねてから実践しているスーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)の取り組みや教養主義・本物体験など、これまで培ってきた教育を深化させた学科となる予定だ。同校の更なる躍進が期待されている。

 

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