「雪高」の愛称で地域に親しまれる伝統校、雪谷高校。都教育委員会から「スポーツ特別強化校」、「Society5.0に向けた学習方法研究校」の指定を受けている。特にICTを積極活用しておりWi-Fi環境完備、一人一台PCの配備、自前の端末を活用した課題の実施(BYOD)など、他校に先駆けた学習スタイルの構築に挑戦している。
生徒会副会長、R・Sさん(1年、大田区立貝塚中学校出身)が、雪高への入学を決めたのは中学3年生の10月、学校見学会に訪れた時のことだ。「勉強や部活に楽しそうに取り組んでいる先輩方や先生方の様子が、活気にあふれ、イキイキしていました」と第一印象を話す。そうした姿を見て、自分もここで高校生活を送りたいと思ったそうだ。文化祭執行部長、S・Mさん(2年、目黒区立目黒中央中学校出身)も「歓迎してくださっている感がすごかったです。部活説明の時間があって、そこでの先輩方がとても輝いていて、まるでファッションショーのランウェイみたいでした」と話してくれた。
そんな2人に高校生活で何が一番楽しいかを尋ねてみると「部活が一番です」とSさん。陸上部に所属し、短距離走が専門だが「陸上は個人種目と言われますが、友達と競い高め合っています。また先生と話し、良い点悪い点を確認し、フォームを改善していくのがとても楽しいです」と話してくれた。一人一台PCはここでも活躍。Sさんはタイム管理などに使っているそうだ。
Mさんは、9月上旬に開催された文化祭「雪谷祭」について話してくれた。昨年はコロナで実施できず、今年も無観客での実施だったが「昨年実施できなかった分、理想はとても高かったです。安全を確保しつつ、いかに理想に近づけるかが課題でした。苦労しましたが、一人一人やり切った、作り上げられた、と言える文化祭でした」と達成感を語ってくれた。
最後に2人からのアドバイス「勉強を頑張っているなかで、いろいろ不安になることもあるかと思います。そういうときは志望校の好きなところ、楽しい高校生活のことを考えてください。先の事を考えるのもモチベーションにつながりますよ」。
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