聖望学園高校（埼玉県飯能市）は、2023年4月より通信制課程を開設します。
2023年度4月生を募集中です。対象は埼玉県と東京都在住の令和5年3月中学卒業見込みの方です。
同校副教頭、表隆則先生は、
「本校の通信制課程は、キリスト教主義教育のもと、一人ひとりの個性や能力に合ったカリキュラムで、生徒の成長を見守り卒業までサポートいたします」
と紹介しています。
特徴は、一人ひとりの生活サイクルに合わせた自由登校型を採用。希望に応じて、全日制の学校行事にも参加でき、また全日制への転籍も可能とのことです。
レポート課題、ICT機器を使用した家庭学習のサポート、週2回程度の登校または集中スクーリングでの面接指導も実施します。
開設の背景について、表先生は
「本校では従来から、中学校での欠席が多かった生徒、不登校の生徒などにも入試の門戸を開いておりました。そうした生徒へのフォローとして適応指導教室の活用などを行っておりますが、それでも転退学者が年に数名いるのが現状でした。登校できない理由には、一人ひとり様々な事由がありました。通信制課程開設の理由のひとつに、こうした学ぶ意欲、卒業したいという意思があっても登校できない生徒に対応し、卒業まで本校で学んでほしいという思いがあります」
続けて、
「聖書に『見失った羊のたとえ』という一節※があります。九十九匹を野原に残すという危険を冒してでも良い羊飼いは見失った一匹の羊を探し出そうとする話で、一人がどれ程大切かを説いたたとえです。本学園も一人として取り残さない学びを実践して参ります」
※新約聖書 ルカの福音書〔15:1-7〕マタイの福音書〔18:12-14〕
と話してくれた。
通信制課程の今後の入試は
2023年3月11日（土）と3月18日（土）に実施
入試の申し込みは、試験前日まで受け付け可能です。
11日・18日の詳細は同校ホームページに今後掲載予定、随時更新します。
気になる人は同校ホームページを確認してみましょう。
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