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2023.7.7
PR

西武学園文理高校(埼玉県狭山市) この学校ここに注目 「新校長はブラジル生まれの国際派『世界の舞台で活躍してほしい』」

新校長はブラジル生まれの国際派
「ホスピタリティ精神を持ち、世界の舞台で活躍してほしい」

西武学園文理中学高校のマルケス・ペドロ校長を訪ねました。
今年4月に就任した同学園史上初の外国人校長です。

幼いころから日本語に触れて育つ

マルケス校長はブラジル生まれです。日系人の多い国なので幼い頃から日本語や日本文化に触れながら育ちました。そして、いつしか日本に憧れを抱くようになりました。と、ここまではよくある話です。

しかし、マルケス青年はそこからが他の人と違っていました。中高生の時から日本語学校に通いました。大学・大学院では日本語教育を専門に研究しました。その間、留学生として慶應義塾大学や早稲田大学でも学びました。結果、日本人より日本語や日本文化に詳しい人になりました。

来日してからは西武文理大学の先生となり、日本にやって来た外国人(留学生)に日本語や日本文化を教えました。

他国にやって来て、母国ではない国の言葉や文化を教えることがどれだけ大変なことか皆さんも想像してみてください。例えて言うなら日本人である皆さんがスペインに渡り、フランスやイタリアからやって来た人にスペイン語でスペインの歴史を教えるというような感じです。ちょっとやそっとの努力では実現できないことです。

日本の魅力を世界に発信できる人に

マルケス校長は三か国語が使えるトリリンガルです(バイリンガルのもう一つ上)。母国語であるポルトガル語、日本語、それに英語を自在に操ります。

「日本人はもっと日本の良さを英語で堂々と発信できる人にならなくてはいけない」と、マルケス校長は力説します。「発音や細かい文法にとらわれる必要などないのだ。世界の人たちはみんなそうしている。それが国際人なのだ」。自らの体験も踏まえて、そう語ります。

皆さんも説明会などでこの学校に行ったら、下手な英語でも気にせず、校長先生に話しかけてみましょう。

学校の中に国際社会を作る

マルケス校長は今、さまざまなアイディアを胸に秘めています。
そのうちの一つが、世界からの留学生をこの学校に受け入れることです。海外の大学に留学したり進学したりするのも国際人となるための一つの方法なので、それは進めます。が、この学校にたくさんの留学生を受け入れれば、学校そのものが国際社会なります。異なる文化、価値観、習慣をもった若者たちが集い、互いにリスペクトしながら共に成長する学校。それがマルケス校長の描くこの学校の近い将来の姿です。
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インタビュー動画

当日のインタビューを動画に収めてきました。
マルケス校長の教育にかける熱い思い、国際人ならではのアイディアの数々、そして流ちょうな日本語をぜひその目でお確かめください。

●学校情報
西武学園文理高等学校
〒350-1336 埼玉県狭山市柏原新田311-1
TEL:04-2954-4080(代表)

西武学園文理高等学校ホームページはこちら

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