埼玉県では2023年度(令和5年度)から、スーパーサイエンスハイスクール指定校や県の事業指定校・希望校による発表会を実施しています。
2024年(令和6年)12月26日、「探究活動生徒発表会」が日本薬科大学さいたまキャンパス(伊奈町)で開催されました。
県内35校の生徒が参加する会場には、発表者や教職員など約1,100人が集まり、活発な活動の様子が見えました。
当日は口頭発表とDXハイスクール情報交換会、ポスター展示などが行われました。
口頭発表では、「情報・物理・地学」「物理・地学・化学」「農業・生物」「生物」「データサイエンス等」「DX・工業等」「地域探究・地域探究 等」「探究」などの分野に分かれ、各高校が発表を行いました。
川口北高校 の発表「AIに気持ちを伝えることができるのか(報・物理・地学分野) 」では生徒たちが聴衆を惹きつけるプレゼンテーションを発表。
参加校から、総合的な探究の時間や課題研究で取り組んできたテーマについてのプレゼンテーションが展開されました。
ポスター発表では来場者とポスターセッションが行われ来場者と活発な意見交換が行われていました。
画像は熊谷西高校のポスターセッションの様子です。
発表は2グループに分かれ、B 「野菜と水ストレス」「グリーンフラッシュ(GF)の条件の明確化と再現」の発表を行いました。
口頭発表は66件、ポスター発表は93件が実施されました。
DXハイスクール情報交換会では、採択校の教員が学校の様子などを報告。
飯能高校「答えのない問いに協働的に立ち向かう生徒の育成」、大宮東高校「デジタル技術によって得られたデータを活用し、健康科学分野で活躍するDX人材の育成」、秩父農工科学高校 「デジタルツールを活用できるスペシャリストの育成」のテーマで各校の取り組みを発表しました。
埼玉県教育委員会 高校教育指導課特色化推進担当の野澤先生は「生徒たちが日頃取り組んでいる探究活動を発表する場がこれまであまり無かった。その発表の場としていただくとともに、スーパーサイエンスハイスクールなど、国や県指定の事業に取り組む高校生同士の交流の場になればと思い、昨年より開催しています」といいます。これからも継続して開催していく見込みということです。
■発表会の詳細は:埼玉県理数教育ホームページ
探究活動生徒発表会
■発表会パンフレットは
R6_パンフレット(最終版)(061223).pdf
(参考)
■発表校の取り組み:文部科学省ホームページ
発表校の取組
文部科学省 高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)事例集
(よみうり進学メディア編集部)
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