よみうり進学メディア

特選記事
2021.12.6

〈2022年度入試〉東京都 ガンバレ受験生 中学校・高校の先生から激励の言葉

「目標に向かって努力を続ける」
一般財団法人 東京私立中学高等学校協会 近藤 彰郎 会長

受験生の皆さん。皆さんは進むべき道の前に立つ〝受験〟を目前にして不安や焦りを感じながらも、日々の努力を懸命に重ねていることと思います。

今年、1年の延期を経て、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催され、スケートボードで皆さんと同年代の西谷選手が金メダルを獲得するなど、日本の代表選手たちが大活躍しました。なぜ、このような結果を挙げることができたのでしょう。そこには選手たちの〝日々の努力〟があったからです。開催延期という逆境の中でも練習に励み続けた結果です。

目標に向かって努力し続けることで前に進むことが出来る点は受験勉強も同じ。これからも感染症対策を徹底し、体調管理に十分注意しながら入試に臨んでください。桜の時期には、多くの皆さんの元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。

八雲学園中学高等学校 理事長・校長

「自分の力を信じて」
東京都中学校長会 新村 紀昭 会長

師走を迎え、いよいよ進路決定の時期を迎えました。これまで皆さんは、自分の将来の夢や希望を実現するために、自ら目標を定め、学習を重ねてきたと思います。しかし、目標とする壁は高く、誰の力も借りられず、その厳しさに押し潰されそうになっている人がいるかもしれません。

確かに、受験は大きな壁ではありますが、決して乗り越えられない壁ではありません。この壁を、自分自身を鍛え、成長させるチャンスだと前向きに捉え、焦らず地道にこれまでの取組を続け、壁にくさびを打ち込んで一歩ずつ登ることが重要です。周囲には同じように壁に挑んでいる仲間がいます。相談できる保護者、先生もいます。

最後まで自分の力を信じ、仲間と共に、努力を続けましょう。乗り越えた壁の先には、新たな世界が皆さんを待ち受けています。

練馬区立上石神井中学校 校長

「未来創造の第一歩」
東京都公立高等学校長協会 野村 公郎 会長

皆さんは今、自己の将来の夢に向かって、準備怠りなく努力し、ありたい自分の姿を見つめていることと思います。

コロナ禍において、学習を続けていくことは困難な状況であると思いますが、大切なのは目標を見失うことなく行動選択することです。目標達成のために、常に自己の行動を考えて実行しましょう。その行動によって必ず、自己の未来が創られます。今まで積み重ねてきた努力の証である記したノートやレポートなどは、君の自信となり受験を後押ししてくれます。

成功者は、必ず努力をしています。君は今まさに、その努力をしているのです。恐れず立ち向かった先には、君の笑顔があります。この春、君が踏み出す一歩が、明るい自己の未来を創ることと期待しています。

東京都立富士高等学校
東京都立富士高等学校附属中学校 統括校長