私立高校の入試問題ってどんなものなのでしょう？実際に見てみたいですね。
十文字高校から今春（2024年度）、
実際に出題された問題と解答＆解説を寄稿していただきました。
「先生からのメッセージ」は必読です！
試しにチャレンジ、今は正解でなくても今後の勉強に生かしていきましょう。
【先生からのメッセージ】
昨今の大学共通テストや公立高校入試でも会話文の出題が必ず見られます。
本校でも会話文が入った問題を各回で出題しています。ここで、紹介した問題は計算力だけでなく、読解力・思考力を見る問題です。特に情報を整理して、数式化することがポイントとなります。
この表のようにまとめると関係が明確化します。
注意点は、カレーパンの昨日と今日の販売数をx,yとおいているところです。
２つ目のポイントは、連立方程式を解かなくても、①の式だけで（１）の解答が分かることです。昨日と今日のカレーパンの個数がわからなくても式を整理すれば、答えの情報が得られていることに気が付きましたか？②の式の桁が大きいので、連立方程式を解いてからでは計算間違いがおこりやすくなり正答率が下がってしまいます。
さて、本校では基本的な問題も多く出題されます。まずは、教科書や問題集で、基本事項の確認をし、定理や公式はしっかり覚え、活用できるようにして下さい。
さらに、思考力や判断力、分析力を必要とする多様性のある問題にチャレンジすることで、数学の力だけではなく、教科横断的な力が身につくでしょう。皆さんのやる気と頑張りを十文字は全力で応援します。
（十文字高校 数学科主任 浅見武先生）
（よみうり進学メディア編集部）
☆よみうり進学メディアではX（旧Twitter）で記事更新をお知らせしています☆
X（旧Twitter）のフォローをすると、随時掲載情報が受け取れます。受験情報をお見逃しなく！
■よみうり進学メディアX（旧Twitter）はこちらをクリック
Twitter.com@yag_ysmedia
