埼玉県公立高校の入試問題ってどんなもの?先輩たちが受けた試験問題を実際に見てみましょう。
「進学塾サイン・ワン」の先生による、解答と解説付きです。
埼玉県公立高校入試で出題されるのは「学力検査問題」ですが、一部の学校では数学・英語で「学校選択問題」が出題されます。
今回は数学の「学力検査問題」と「学校選択問題」をピックアップしました。
試しにチャレンジ、今は正解でなくても大丈夫です。
入学試験のイメージをつかみ、今後の勉強に生かしていきましょう。
■埼玉県の入試問題と解答・採点表(全教科・学力検査/学校選択問題)はこちらから:
よみうり進学メディア
〈2024年度入試〉埼玉県 2024年度 公立高学力検査「入試問題&正答」-令和6年度
回転体の問題では、完成形をしっかりイメージできるかが重要です。まずは様々な問題に触れ、完成形のパターンを知りましょう。実際に平面図形を作り、回転させてみるのも良いですね。
学力検査問題と学校選択問題では、テーマは同じでも難度の異なる問題が出題されることがあります。学力検査問題に対応するには典型パターンを手堅く取りきる力が必要です。学校選択問題では,複数の単元の知識を複合的に扱う問題になることが多いです。
答えを求めるために何が必要か,ゴールから逆算する力が必要です。今後の勉強で解説を確認する際は、どんな考えで答えまで導かれているのかを意識しましょう。
場合の数は「数える」が基本です。しかし、条件が指定されている場合は、その条件を満たすパターンで数える必要があります。今回の問題では、1 周目に頂点A に止まってはいけないことに気づけるかがポイントです。
近年の傾向では、様々な条件を付け加えた問題や、会話文から話題展開する問題も増えています。数学ですが読解力も必要です。このような問題への対応は、様々な情報から必要なことを正しく見極める『判断力』がカギとなります。
パターン学習だけではなく、実戦形式の模試などを通じて『判断力』も強化していきましょう。
難度の高い問題です。最上位校を狙うとなるとこのような問題にも対応する力が必要です。
いわゆる難問と言われる図形問題では、中学3年生で習う『相似な図形』『三平方の定理』に注目することが多いです。この2つの分野の難しいところは、ここまでに習った様々な分野に組み合わせられるという点です。『相似な図形』『三平方の定理』を学んでからが、中学数学の本番であると言っても過言ではありません。
さらに、段階を踏んで解く問題は、場面ごとに解法の選択肢を引き出せるかがカギとなります。様々な問題に数多く触れて、知識の引き出しを増やしましょう。
出題:埼玉県教育委員会 解説:進学塾サインワン
(よみうり進学メディア編集部)
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