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2022.7.1

〈2023年度入試〉7・8月のテーマ「夏休みどう活かす?」 成長の夏にするために必要なのは

行動すれば状況が変わり、自分が変わる
暑さに負けず、成長の夏にするために必要なのは?

夏休みが近づいてきました。
受験生にとって、その後の成績の伸びを決めるきわめて重要な時期です。

厳しい暑さとの戦いがあります。
コロナの不安も完全に払拭されたわけではありません。
そんな中、皆さんはこの夏をどう過ごしたらいいか、どう活かすべきか。
今回は、これらについて考えてみましょう。

夏休みは時間がたっぷりという錯覚

間もなく夏休みがやってきます。
そこで今回は夏休みの過ごし方について、いくつかアドバイスをします。

最初に、皆さんが陥(おちい)りがちな錯覚についてです。
「夏休みは時間がたっぷりある」
そう思っている人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。夏休みになっても1日は24時間であり、1週間は7日であり、ひと月は31日です。ふだんと全く変わることはありません。

では、なぜ「夏休みは時間がたっぷりある」と思ってしまうのか。それは学校が休みで授業がないからです。部活を引退した人は練習がないからです。拘束される時間がなくなり、その分自由意思で行動できる時間が増えるので、「時間がたっぷりある」と思えてしまうのです。

勉強時間が減ってしまう人も

普段の日と夏休みの違いは、学校(授業)が有るか無しかだけです。それ以外は同じです。

もし皆さんが、学校での授業6時間分を家庭での勉強に振り替えなかったとしたら、普段より勉強時間は減る計算になります。

もちろん学校での6時間には、体育など直接的には受験に結び付かない教科もあります。ですから学校での勉強を実質1日4時間と仮定してみましょう。そうすると、夏休みはこの4時間を家でやらないと、普段より勉強時間が減ってしまうことになります。

(1)学校の授業時間分を完全に家庭学習に振り替える(昼間、勉強する)
(2)夜の勉強時間を普段より増やす
(3)土日の勉強時間を普段より増やす

この3つを実行しない限り、夏休みの勉強時間を増やすことはできません。

勉強の質を高めることはできる

ここまで、夏休みになっても自動的に勉強のための時間が増えるわけではないという話をしてきました。つまり、量の話でした。

しかし量はいつもと変わらなくても、質を高めることはできます。

学校の授業は、内容も進度も、あなた1人のことを考えて行われているわけではありません。
ですから「もっとゆっくり進めて欲しい」と思う人もいれば、「もっと速く進めて欲しい」と思う人もいるでしょう。
また「そこはもっと詳しくやって欲しい」と思う人もいれば、「そこはもっと簡潔でいい」と思う人もいるでしょう。

その点、家庭学習は内容も進度も自由に決められます。

受験に向けて、皆さんそれぞれが克服しなければならない課題を持っていると思いますが、夏休みはそれに合わせた勉強ができます。夏休みは勉強の質を高められるというのは、そういう意味です。

目指すべきは計画の完全実行

皆さんは夏休みの計画を立てると思います。

起床・就寝時刻などの日課表を作って計画を立てたつもりになっている人がいますが、ここで言う計画は、目標設定のことです。「得意な英語をさらに伸ばす」「苦手な数学を克服する」「過去問6年分をやり切る」。そんな形で、この夏休みを何に使うのかをはっきりさせてください。

計画とか目標は、どうしても過剰なものになりがちです。「できれば、このくらいやりたい」という願望が入ってしまうからです。

大事なのは完全実行です。ちょっと少なめの計画でも、完全実行することで自信につながります。しかし過剰な計画を立てて実行できないと後悔し、時に自信喪失につながります。

熱いハートは大事ですが、計画はクールに(冷静に)立てることにしましょう。

今年は行動する夏休みに

コロナのため社会全体がさまざまな制約を受けてきました。そしてそれは今も続いています。
が、一昨年、昨年に比べれば状況はかなり改善されています。

皆さんにはぜひ行動する夏休みして欲しいと思います。

人は行動を起こすことによって考え方が変わります。
考え方が変われば、それが次の行動の変化につながります。
そして行動と考え方の変化は、自分だけでなく自分の周りの状況をも変えて行きます。

何もせず、ただじっと待っていても変化は起こりません。状況を変える力は自分自身の中にあるのです。

(よみうり進学メディア編集部)

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