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神奈川 入試情報
2022.11.16

〈2023年度入試〉神奈川県 私立高校 「2023年度(令和5年度)神奈川県内私立高入試の動向」

「将来の自分にとって価値ある志望校選択を!」

将来の自分にとって価値ある志望校選択をするためには、その高校のことをよく知る必要があります。私立高校はコース改編や選抜方法を変更することが多いので注意が必要です。

そこでまず、来春の入試でどの高校がどのような変更をするのか見ていきましょう。
聖ヨゼフ学園は男女共学になります。それに合わせてIL(Inquiry-based Learning)コースが新設され、既存の総合進学コースとAE(Advanced English)コースの3コース制で募集します。推薦、併願の出願基準は従来と大きな変化はないようなので応募者が増えそうです。

湘南工科大学は国公立や最難関私立大学進学を目指す「進学特化コース」を25人の募集数で新設します。このためアドバンスコースセレクトクラスの募集数が減少されるので要注意です。

橘学苑は「国際コース」が募集停止になります。今後は全生徒対象に1年間留学できるプログラムを検討していくとのことです。

次に、このような変更を考慮して自分に合う志望校が絞られてきたら、その高校の選抜方法を理解することが重要です。
2023年度の入試では、推薦入試の解禁日1月22日が日曜日に当たることから翌23日に移動する学校が目立っています。英理女子学院、聖ヨゼフ学園、捜真女学校、橘学苑、日本大学、湘南学院、三浦学苑、横須賀学院、アレセイア湘南、東海大学相模などです。一方で22日のままで実施する学校も中央大学附属横浜、桐蔭学園、白鵬女子、横浜、横浜学園、横浜商科大学、横浜翠陵、横浜創学館、鎌倉女子大学、鵠沼、日本大学藤沢など多くあるので、推薦入試の検査日には注意しましょう。

英理女子学院は情報デザインの募集人員を増やしてライフデザインを減らします。関東学院六浦は募集減です。横浜富士見丘は特進コースを男女別募集から男女合わせた募集に変更します。また女子のみの進学コースは募集減になります。一方で中央大学附属横浜は募集増です。募集人員の増減により応募者数が大きく変わることもあります。

このほか、山手学院では特進コースの併願入試を廃止、相模女子大学は専願入試を廃止するなどの変更があります。

推薦入試や併願入試には、内申による出願基準を設定している学校がほとんどです。また英語検定や漢字検定などの資格や部活動の実績、生徒会や委員会活動などを評価して内申に加点する学校も多くあります。併願・単願.comで検索すると自分にピッタリ合った学校が見つかるかもしれません。ぜひ試してみてください。

これらの内申基準は上がったり下がったりしますし、加点項目も増えたり減ったりします。また上記以外にもさまざまな変更点があるので、来春の入試に向けて最新の情報を説明会などで確認し「将来の自分にとって価値ある志望校選択」に努めましょう。

監修:高校入試活性化委員会(株式会社 リヴィジョン)

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