もう直ぐ入試本番ですね。今の時期、「どれくらいの実力で合格できますでしょうか」というご質問をたくさんいただきます。まずお伝えしたいのは、今実力が不足と感じても、この先努力次第でいくらでも変わることができるということです。目標に向かって頑張っている皆さんの力は伸び続けます。私立志望の人は1月22日、公立志望の人は2月末が入試本番ですが、今(12月)よりもずっと実力は伸びていきます。ぜひそれぞれの目標に向かって努力を重ね、入試でその力を存分に発揮してください。
私立高校が第一志望の人にお伝えしたいのは各校毎の過去問題集に取り組み、問題傾向を必ずつかんでほしいということです。公立高校志望の人も同じです。出題傾向を把握しておけば入試の本番でも慌てることなく試験に臨めるかと思います。本校の入試問題は中学校での学習内容を基本に作問しています。基礎基本の復習と、過去問題にしっかり取り組んでください。
面接ですが、試験官をさせていただく立場としては志望動機、なぜ本校を選んでくれたのかは気になるところです。入学してから何をやりたいかしっかりしている人のほうが、我々も魅力に感じるところですし、その思いに応えなければ、と思います。緊張しているのは十分承知しています。スピーチコンテストではありませんので、落ち着いて堂々と自分の気持ちを語ってくれれば評価に値します。
逆に姿勢が俯きがちとか、入りたいという気持ちや熱意が感じられない、明確な理由がない等は、ちょっとマイナスになってしまうかもしれません。
もうひとつ、よくある質問で「部活と両立できますか」と「入学してからついていけますか」といったものがあります。これには「本庄東高校では、しっかり両立できます」とお答えしています。部活があることが日々の大きな楽しみという生徒も多いですし、実際に部活に取り組んで、良い進学実績を残したという生徒が沢山います。部活をやったうえで、時間をやりくりし、最大集中で勉強している人が伸びています。
最後の追いこみの時期ですが、試験前は何よりも体調管理が大事です。三食しっかり食べ、睡眠時間も確保しましょう。無理な勉強は長続きしません、長く続けられる方法を確立し取り組んでいきましょう。
(寄稿/よみうり進学メディア編集部)
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