よみうり進学メディア

入試情報
2019.9.6

9月のテーマ「夏の頑張りを秋につなげる」

これからの授業は入試直結
問題練習の仕方、模試の受け方にも一工夫

暑い夏が終わり、実りの秋がやって来ます。そこで今回は、夏の頑張りを今後の勉強にどう生かして行くかを考えてみます。学校の授業の受け方、問題練習のやり方、模試の受け方について解説したのでぜひ参考にしてください。

後悔と反省は違う

皆さん、夏休みは思い描いていたイメージ通りに勉強できましたか。

中には計画の半分くらいしか出来なかったという人もいるかもしれませんが、まだ時間は十分残されているので、それほど心配する必要はありません。

ただ、きちんと反省はしなければいけません。「次、頑張る」というだけではダメですよ。計画通り進まなかった原因を考えるのです。反省と後悔は違います。反省とは失敗の原因を特定し、悪かった点を修正し、新たな計画を立てることです。「失敗した。悔しい」。これが後悔。「失敗した。原因は何だろう。よし、ここを改めよう」。これが反省です。

授業と受験勉強はイコール

夏休みが終わり学校の授業が再開されたので、ここでもう一度授業の大切さについて考えてみます。

入試の出題範囲は中学3年間の全範囲ですが、この中にはまだ学校で習っていない範囲があります。そして、この範囲の中に入試によく出る内容が含まれています。ですから今まで以上に集中して授業に取り組まなければなりません。

授業中の理解が不十分だと、家庭学習や塾でその分を補わなくてはなりません。しかし、家庭や塾の学習では、1・2年の復習や問題演習にも多くの時間を割かなければなりません。

今習っていることや、これから習うことは、その場で理解するよう心がけましょう。疑問な点はすぐに先生に質問しましょう。

授業と入試は別物と考えている人もいるようですが大きな誤解です。入試は授業や教科書の内容をどれだけ理解しているかを試すものです。

授業は入試に直結しています。

入力と出力の繰り返し

受験勉強は、理解し覚えることと、それらを問題練習で確かめることとの二本立てになります。

理解し覚えることをインプット(入力)、問題練習で確かめることをアウトプット(出力)と言います。どちらかが不足していると点数が伸びませんから、入力と出力を繰り返しましょう。

問題練習の際に必ずやって欲しいのは確認です。やり直しです。

例えば、ある問題で80%の得点を得られたとします。普通に考えれば合格点です。しかし、出来なかった20%が本番の入試で出たら困りますね。だいたい出来たとか、まあまあ出来たというところで満足してしまうのは受験勉強として甘過ぎます。一度やった問題は二度目には100点を取れるようにしておきましょう。

練習で緊張し本番でリラックス

これから外部の模擬試験などを受ける機会が増えるでしょう。

その際、二つのことを注意してください。

一つ目は緊張感を持って臨むことです。これが本番と思って1問にこだわってください。1点に執着してください。ふだん家で問題練習をしているときは、なかなかそこまでの気持ちにはなれないと思います。

練習で緊張して本番でリラックスなら勝てますが、その逆では勝てません。「本番でもないのに何を緊張しているの」と笑われるかもしれませんが、そうではありません。緊張した場面で実力を出し切る訓練が必要なのです。

二つ目は答案返却後の復習です。模擬試験を受けっ放しにするのはもったいないことです。点数や順位や偏差値が気になるのは当然ですが、「出来なかった問題が、もし本番で出たら」という考え方を持ちましょう。

模試のやり直しは、答案返却まで待つ必要はありません。受けたその日にやるのがベストです。

関連記事