よみうり進学メディア

入試情報
2026.4.30

〈2027年度入試〉5月のテーマ「3年1学期にやっておきたいこと」-令和9年度

令和9年度入試に向け、今すぐ始めたいこと
「先手必勝」で合格を引き寄せよう

現中学3年生が対象となる2027年度(令和9年度)入試戦線がスタートしました。
入試本番まですでに1年を切っています。
先を見通して、その時その時、やるべきことを確実にやっておきましょう。

今回は、3年1学期、夏休み前までに
受験生としてやっておきたいことについてのアドバイスです。

新たな戦いの幕開け

令和9年度入試に向けたカウントダウンがいよいよ本格的に始まりました。
現在中学3年生の皆さんが挑むのは、和暦で「令和9年度」、西暦では「2027年度」の入試です。この数字は、今後の模試の結果、志望校判定、そして最終的な募集要項に至るまで、あらゆる場面で目にすることになります。
「まだ先のこと」と他人事のように捉えず、まずは自分たちの代の呼称をしっかりと意識することから、受験生としての第一歩を踏み出しましょう。

 

入試は「先手必勝」

新年度が始まって約1か月。ここで強調したいのは、入試において「早すぎるスタート」など存在しないということです。合格を手にする受験生の共通点は、例外なく動き出しが早いことです。

「部活が終わってから」「夏休みになってから」と、スタートを先延ばしにする理由を探してはいけません。受験勉強においても学校選びにおいても、早く着手した分だけ、後で軌道修正が可能になり、選択肢が大きく広がります。
入試とは、限られた時間をいかに有効に使うかの競争です。この時期の「あとでいいや」という1日の遅れは、入試直前の焦りの中では決して取り戻せない重みを持っていることを肝に銘じてください。

また、1学期の定期テストの結果は、志望校決定の重要な指標となる「調査書点(内申点)」に直結します。当日の試験対策だけでなく、日々の授業態度や提出物を含めた「今この瞬間」の積み重ねが、入試の勝敗を既に左右し始めているのです。

 

「情報」を武器にする時代

受験の二大テーマは「志望校選び」と「学力の底上げ」ですが、近年は特に情報収集の巧拙(こうせつ)が合否を左右する「情報戦」の側面が強まっています。

とりわけ令和9年度入試は「高校授業料実質無償化」の影響が完全に定着し、私立・公立を併(あわ)せた併願戦略がさらに複雑化することが予想されます。
制度の対象範囲や条件を正確に把握することで、これまで検討していなかった学校が有力な選択肢に入るご家庭も増えるでしょう。
こうした変化をいち早く察知するには、一次情報にあたる習慣が不可欠です。各都県の教育委員会や私学協会の公式サイトなど、信頼できる情報をこまめにチェックしましょう。

 

「現場の空気」を早期に体感

学校選びにおいて、偏差値や進学実績以上に重要なのが「自分に合うか」という直感です。5月から6月にかけて、多くの学校で説明会やオープンスクールが開催されます。

訪問時には、単に施設や校舎を見るだけでなく、「生徒の登下校の様子」や「掲示物の内容」「先生と生徒の会話」に注目してください。生徒が生き生きとしているか、授業のチャイムの瞬間にどのような空気が流れるかといった点に、その学校の真の姿が表れます。
また通学路を実際に歩いてみることで、3年間の通学をリアルにイメージすることも大切です。「志望校が決まっていないから行かない」のではなく、「志望校を見つけるために、まず動く」というスタンスこそが、合格への近道となります。

同時に、外部模試なども早い段階から活用しましょう。自分の現在地が客観的な数値で表わされることには、恐(こわ)さのようなものもあるかもしれませんが、今後の学習計画を立案するための「羅針盤」を手に入れる行為なのです。

 

高く跳ぶための「助走」を今から

3年生の1学期は修学旅行や運動会、部活動の公式戦など、中学生活の集大成となる行事が目白押しです。これらに全力で取り組むことは素晴らしいことですが、それを「勉強しない理由」にしてはいけません。

学習習慣を定着させるコツは、「やる気」という不確かなものに頼らず、「生活の仕組み」を作ることです。
例えば、「帰宅してカバンを置く前に単語帳を開く」「夕食後の15分は必ず昨日の復習をする」など、既存の習慣と勉強をセットにしてしまいましょう。一度「当たり前」にしてしまえば、勉強に対するハードルは劇的に下がります。

最後にご家庭の皆様へ。受験は本人だけの戦いではありませんが、主役はあくまで子ども自身です。保護者の皆様ができる最大のサポートは、最新の正確な情報を共有し、対話の機会を増やすこと、そして一喜一憂せずに「信じて見守る」環境を整えることです。

1学期の着実な助走こそが、来春の大きな笑顔へと繋がっていくのです。

 

(よみうり進学メディア編集部)

 

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