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2026.7.2

〈2027年度入試〉7・8月のテーマ「夏を生かし、夏に伸ばす」-令和9年度

夏休み、それで本当に大丈夫?
受験生によくある「失敗パターン10選」

 間もなく夏休みです。受験生にとって、夏はもっとも大切な時期です。
ここでの努力が合否を左右すると言っても過言ではありません。

今回は、この時期、受験生が犯しやすい失敗例を集めてみましたので参考にし、
過去最高に充実した夏休みにしてください。

 

「夏休みは受験の天王山」。
夏休み前になると毎年のように聞かれる言葉です。それだけ多くの受験生が夏休みで大きく伸びる一方、大きく失速する人もいるということです。

これまで多くの受験生を見てきましたが、成功する人には共通点があります。同じように、失敗する人にも共通点があります。

そこで今回は「こうすれば成功する」ではなく、「こうすると失敗しやすい」という視点で、夏休みによくある失敗パターンを紹介します。もし当てはまるものがあったら、今のうちに修正してください。

 

① 夏休みが始まってから考える
「夏休みになったら頑張る」。そう言っている人ほど、夏休み初日を何となく過ごしてしまいます。
旅行に行くのに行き先を決めない人はいません。夏休みも同じです。何をするのか、どこまで進めるのか、今のうちに決めておきましょう。

② 計画だけ立派
受験生には2種類います。計画表を作る人と、計画を実行する人です。色分けされた美しい計画表を作って満足してしまう人は意外と少なくありません。
大切なのは計画の完成度ではなく実行率です。

③ 「まだ大丈夫」が口ぐせ
7月には「まだ夏休みは長い」。8月には「まだお盆前」。お盆が終われば「まだ8月中」。気が付けば9月です。
受験勉強で最も危険な言葉のひとつが「まだ大丈夫」です。

④ 勉強時間だけで満足する
「今日は8時間勉強した」。
それ自体は立派です。しかし、本当に大切なのは何を身につけたかです。勉強時間は結果ではなく過程です。時間と同じくらい、内容にも目を向けましょう。

⑤ 苦手科目から逃げ続ける
人は好きなことを優先します。
英語が得意な人は英語ばかりやり、数学が得意な人は数学ばかりやります。しかし点数を最も伸ばしやすいのは苦手分野です。夏休みは苦手と向き合う最後の長期戦と言えるかもしれません。

⑥ スマホは自分だけは大丈夫と思う
「少し休憩」のつもりが30分。動画を1本見るつもりが1時間。
受験生の時間泥棒ランキングがあれば、スマホは間違いなく上位でしょう。意志の強さを過信しないことも大切です。

⑦ 睡眠時間を削る
夜中まで勉強して昼近くまで寝る…一見頑張っているように見えますが、生活リズムが崩れると学習効率は下がります。
入試は昼ではなく朝から始まります。受験勉強は体力勝負でもあります。

⑧ 他人と比べすぎる
「友達は塾で先に進んでいる」「○○さんは毎日10時間勉強しているらしい」。
気になる気持ちは分かります。しかし、受験は最終的に自分との戦いです。
他人のペースではなく、自分の課題と向き合いましょう。

⑨ 学校選びを後回しにする
勉強だけ頑張れば受験は成功するのでしょうか。実はそうではありません。学校説明会や体験入学は回数や実施時期が限られています。志望校が定まると勉強の意欲も変わります。

夏のうちに第一志望候補(仮)くらいは答えられるようにしておきたいところです。

⑩ 「夏で全部終わらせよう」とする
毎年います。夏休みですべてを完璧にしようとする人です。
しかし現実には、1・2年生の復習、苦手克服、入試問題対策を全部やり切るのは簡単ではありません。大切なのは100点の計画ではなく、実行できる計画です。

 

夏休みは「逆転」より「差がつく」時期
受験生は夏になると「逆転合格」という言葉に惹かれます。

もちろん夏休みで大きく成長する人はいます。しかし実際には、劇的な逆転よりも「やる人とやらない人の差が広がる」のが夏休みです。
だからこそ特別なことをする必要はありません。

毎日決めたことを続けること。生活リズムを崩さないこと。学校選びを進めること。そして夏休みが終わった時点で「第一志望はここだと思う」と言える状態になること。

それができれば、この夏は十分に価値のある夏休みとなるでしょう。

 

(よみうり進学メディア編集部)

 

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