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入試情報
2026.9.3

〈2027年度入試〉9月のテーマ「夏休みの答え合わせ」-令和9年度

この夏、勉強が思うように進まなかった人
まだ間に合う、ここから立て直そう

夏休みが終わりました。
予定どおりに進んだ人もいれば、思うように勉強できなかった人もいるでしょう。
うまくいったことは継続し、さらにレベルアップを。
失敗したことは原因を見つけ、すぐに修正しましょう。
入試本番までは約5か月。落ち込んでいる暇はありません。今なら、まだ間に合います。

 

前号(7・8月合併号)※ では、受験生によくある「失敗パターン10選」を紹介しました。
計画だけ立派、勉強時間だけで満足、苦手科目から逃げる、スマホに時間を奪われる、学校選びを後回しにする……。さて、皆さんの夏休みはどうだったでしょうか。
■前号の内容はこちらから:〈2027年度入試〉7・8月のテーマ「夏を生かし、夏に伸ばす」-令和9年度

 

予定どおり進んだ人もいれば、思ったほど勉強できなかった人もいるでしょう。まず大切なのは、夏休みを事実で振り返ることです。
「頑張った」「だめだった」だけでは、次の行動につながりません。できたこと、できなかったこと、途中で崩れた理由を具体的に書き出してみましょう。

 

うまくいった人ほど慎重に

生活リズムを守れた。毎日机に向かった。苦手単元をひとつ克服できた。志望校候補も絞れた。そんな人は、そのやり方を9月以降も続けてください。
うまくいった方法は、皆さんに合った方法です。

ただし、夏の成果だけで入試に合格できるわけではありません。模試の成績が上がったからといって、安心しすぎるのは禁物です。夏に覚えた知識は、使わなければ少しずつ抜けていきます。
復習の回数を増やし、問題を解く速さや正確さも高めていきましょう。継続に少し負荷を加えることを心がけましょう。

 

反省より修正

問題は、思うように進まなかった人です。計画倒れに終わった。スマホを見すぎた。生活リズムが崩れた。苦手科目を後回しにした。模試の結果も良くなかった。そうした現実を前に、落ち込んでいる人もいるでしょう。

しかし、過ぎ去った夏休みは戻ってきません。反省は必要ですが、長く落ち込むことには何の効果もありません。今ならまだ間に合います。必要なのは、自分を責め続けることではなく、失敗の原因をひとつずつ修正することです。

 

計画は1週間単位で

夏休みの計画が大きすぎて失敗した人は、9月から1週間単位に変えてみましょう。
「数学を頑張る」ではなく、「今週は一次関数の基本問題を20題解く」と決めます。日曜日には、できたかどうかを確認します。

実行できなかった場合は、量や時間帯を見直してください。
学校が始まれば、夏休みと同じ勉強時間は確保できません。平日と休日を分け、無理なく続く計画に作り直しましょう。立派な計画より、実行できる計画です。

 

苦手は小さく切り分ける

苦手科目から逃げてしまった人は、科目全体を相手にしないことです。
「英語が苦手」「数学が苦手」では課題が大きすぎて動けません。英単語、文法、長文、計算、関数、図形など、小さく分けてください。

その中から、模試で正答率が高いのに間違えた問題を優先します。みんなができる問題を確実に取れるようにするだけでも、点数は変わります。
難問に挑む前に、基礎の穴を埋める。9月、10月はそのための大切な時期です。

 

学校選びも急いで進める

夏休みに学校説明会へ行けなかった人、まだ志望校が定まっていない人も、今から動きましょう。秋には説明会、個別相談会が続きます。ただし、実施回数には限りがあります。日程を調べ、優先順位をつけてください。

第一志望を今すぐ1校に決める必要はありません。しかし、「この学校を中心に考えたい」という第一志望候補は必要です。目標が見えると、必要な成績や勉強内容も具体的になります。学校選びは受験勉強とは別の作業ではありません。

模試の結果は、夏休みの成績表ではありません。点数や偏差値だけを見て喜んだり悲しんだりせず、間違えた問題を見直してください。できなかった問題は、これから伸ばせる場所を教えてくれています。

 

9月は再出発の月

夏休みに成功した人は、その勢いを続ける。失敗した人は、原因を見つけて立て直す。
どちらにも共通するのは、9月からの毎日が大切だということです。

秋に伸びる人も、冬に伸びる人もいます。ただし、何もしないまま時間だけが過ぎれば、残り時間は確実に減ります。

今日から生活を整える。今週の課題を決める。苦手単元をひとつ始める。
小さくても構いません。まずひとつ行動してください。

夏休みの失敗は、入試の失敗ではありません。失敗をそのまま放置したとき、初めて大きな失敗になります。落ち込んでいる暇はありません。気を取り直し、急いでリカバリーを始めましょう。まだ間に合います。

 

 

(よみうり進学メディア編集部)

 

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