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入試情報
2026.11.5

〈2027年度入試〉11月のテーマ「11月から12月までの勉強」-令和9年度

「点を取る勉強」への切り替え
残り日数から逆算して、やることを決めよう

朝晩の冷え込みが増し、受験生活も後半戦に入りました。
志望校の候補が見えてきた今、次に取り組むのは「合格点を取るための勉強」です。

体調に気をつけながら、毎日を過ごせていますか。
今回は、冬休みに入る前までの約2か月間を、得点に結びつけるための勉強法を、
過去問の使い方から生活リズムまで具体的に紹介します。

 

志望校の候補が見えてきたこの時期、気持ちはすでに次の段階へ進み始めているはずです。
11月から12月にかけては、新しいことを増やす勉強から、持っている力を点数に変える勉強へと切り替わっていきます。

手を広げて安心するのは、もう終わりにしましょう。
必要なのは、入試で出る形に合わせて練習し、取りこぼしをひとつずつ減らしていくことです。

 

まず、カレンダーで引き算をする

入試日から逆算して、残りの日数を数えてみてください。次に、日曜日や学校行事、定期テストの期間を引いていきます。実際に勉強へ使える日が、思っていたより少ないことに気づくでしょう。

これは皆さんをあせらすための計算ではありません。「時間が足りない」という漠然とした不安を「あと何日で何をするか」という具体的な目標に置き換えるための作業です。

 

過去問は「腕試し」ではなく「下見」

過去問は、点数を競うためのものではありません。
志望校がどんな問題を、どんな順番で、どれだけの時間で出してくるのかを実際に体験しながら確かめる「下見」です。

初めて解くときは、点数よりも自分の様子を観察しましょう。どの大問で時間を使い過ぎたか、何問目から焦り始めたか、解けない問題に出会ったときどう動いたか。解答用紙の端に書き留めておくと、あとで必ず役に立ちます。

2回目からは本番と同じ開始時刻、同じ制限時間で解きます。
解く順番を決めておくことも大切です。難しい問題で立ち止まるより、取れる問題を先に確実に取るほうが、合計点は伸びます。

 

ミスを分類してみる

模試や過去問で間違えた問題は、ただ解き直すだけでは足りません。「なぜ『×(バツ)』だったのか」を分けてみてください。「知識不足」、「勘違い」、「時間配分(不足)」の三つです。

理由が分かれば、対策も変わります。
知識不足なら、教科書や参考書で確認し直す。勘違いや読み違いなら、問題文に線を引く習慣をつける。時間配分(不足)なら、解く順番を見直す。
同じ『バツ』でも、修正する方法はまるで違うのです。

特に「あと少しで正解だった」問題の対策は欠かせません。
うっかりミスは知識ではなく習慣で減らせるので、見直しの手順を決めて、毎回同じ順で確認しましょう。

 

二学期の成績も、まだ動かせる

受験勉強に集中するあまり、学校のことが後回しになる人がいます。ところが二学期の定期テストや提出物の評価は、調査書に反映される場合が多いのです。扱いは学校や地域によって違うので、担任の先生に確認しておくと安心です。

入試本番の前に、確実に点を積み上げられる機会がまだ残っています。定期テストの範囲は狭く、準備した分だけ結果に出ます。また期限を守って出す提出物は、努力がいちばん確実に評価される場面です。

 

夜型から朝型への転換も意識して

入試は多くの場合午前中に始まります。ところが夜遅くまで勉強している人ほど、朝は頭がぼんやりしがちです。

しかし、確実に合格を手に入れるためには、朝の1時間目(1教科目)からクリアな頭で問題に挑まなくてはなりません。
一般に、夜型から朝型への切り替えは数週間程度と言われています(個人差あり)。ですから、まだそれほど急ぐ必要はないかもしれませんが、夜が中心の人はどこかのタイミングで朝中心に切り替える必要があります。

これから冬にかけては風邪やインフルエンザも流行します。手洗いやうがい、食事、睡眠は、受験生にとって立派な「勉強道具」です。
体調を保つことも合格のための大事な仕事です。

 

不安は「見える化」で今週の課題に変わる

入試が近づくと、不安が大きくなるのは自然なことです。不安の多くは、自分でもその実態が見えていないことが多いのです。

気になることがあれば、頭の中に置いておかず、紙に書き出してみましょう。
「英語の長文が遅い」「理科の計算が苦手」といった形で。つまりこれは「不安の見える化」です。これにより不安は今週の課題に変わります。

今日の1問、今日の1ページが、冬休みの勉強の土台になります。12月の終わりに「あのとき始めておいてよかった」と言えるように。焦らず、でも止まらずに進んでください。

 

(よみうり進学メディア編集部)

 

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