入試情報
2021.8.31

〈2022年度入試〉 9月のテーマ 「緊急事態宣言下の考え方と行動」

今できることは、今のうちに実行に移す
早めの行動をしておけば事態急変にも対応しやすい

いよいよ9月。暑さも徐々に遠ざかっていき、受験勉強にも一段と力が入る季節です。
しかし、コロナ対策の緊急事態宣言が発令され、さまざまな制約も多いのが実情です。
そんな中、受験生の皆さんは、どう考え、どう行動したらいいのでしょうか。

コロナをめぐる状況が一段と厳しさを増しています。
東京をはじめとする首都圏(神奈川・埼玉・千葉)にも4回目の緊急事態宣言(9月12日まで)が発令され、部活動や学校行事もさまざまな制約を受けている現状です。
そんな中、来春の受験を目指す3年生の皆さんは、今後どのように行動したら良いのでしょうか。そのあたりを改めて考えてみましょう。

再度伝えたい「出来ることは今すぐやっておく」

以前から「早めの行動、出来ることは前倒しで」と伝えてきました。※5月のテーマ「昨年度に学ぶ」
イベントにしても説明会にしても、いつ中止になったり延期になったりするか分からないので、今出来ることは先送りせず、すぐに実行しておこうという主旨ですが、再度このことを伝えておきます。
今年の夏休みでの状況を見ても、7月の学校説明会は各校ともほぼ予定通りに実施しました。しかし、緊急事態宣言の発令や期間延長に伴って、中止する学校が徐々に増えてきました。
本紙編集時は緊急事態宣言中で、9月12日には解除される予定となっています。
12日に解除されれば、イベントや説明会も当初の日程通りに行われる公算が大ですが、緊急事態宣言のさらなる延長も考えられますし、いったん解除されてもまた繰り返し発令という事態も考えられます。

高校側も説明会開催に向け努力している

今のところ、昨年の一時期のように学校が全面的に休校になるようなことはないと見られています。
したがって、公私立各校も厳しい状況の中、何とか説明会や相談会を実施しようと努力しており、実際多くの学校が制約を受けつつも実施しています。
ただし、繰り返しますが、こうした状況が続く保証はありません。今はまだ動けます。今のうちに可能な限り行動しておきましょう。

最悪の事態を想定しておく必要

学校選びについても、受験勉強についても、いま現在必死で頑張っている皆さんには言いにくいことですが、最悪の事態を想定しておく必要があります。
ただしこれは、絶望的になったり、悲観的になったりすることではありません。
起こらないという前提で何も準備をしていないと、万一起こったときに全く対応できません。しかし、最悪の事態もあり得ると想定し、準備をしておけば、いざというときに対応しやすくなりますし、準備してあることが心の安定をもたらします。
緊急事態宣言の解除が延期になる。模試が中止や延期になる。イベントや学校説明会が中止や延期になる。学校が臨時休校や制限付きの登校になる。
いずれも、そうなって欲しくないことですし、そうなる可能性はきわめて低いのですが、それでも「念のため」と考えておく態度が求められるということです。

「まだ早い」が、なくなった今年の入試

例年の受験では、「やるべきことだけど、まだ早いのではないか(その時期ではないのではないか)」という事柄がいくつかありました。
志望校を決定する時期にしても、過去問などの実戦練習に入る時期にしても、模試を受け始める時期にしても、「もう少し先でも」という考えも許されたのです。しかし、ここまで見てきたように、先行きは不透明です。
皆さんにとって最悪、とまでは言えなくても、あまり好ましいとは言えないシナリオが展開される可能性があるのが、今年の入試です。
先の予測がつかない状況なのです。皆さんはこれから「ちょっと早いが、今からやっておこう」という気持ち、すべてを前倒しするくらいの気持ちで進めていくぐらいが、ちょうどいいでしょう。

オンライン説明会は積極活用する

昨年のオンライン説明会は、各校とも経験不足、時間不足のため、必ずしも満足できる内容ではなかったという印象です。しかし、1年間の経験を経て、内容的にかなり充実してきました。
コロナ後の説明会は、リアルとオンラインの二本立てが一般化するでしょう。オンライン説明会を活用してください。

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