平均点、国語・理科は低下、社会は大幅アップ
これからの勉強を効率的に行っていくために、過去の入試問題の特徴をつかんでおきましょう。
今回は、前年度(令和3年度)の公立入試問題(共通選抜)をふり返りながら、傾向と対策を考えてみることにします。
まず、各教科の大問数と小問数です。
国語 大問5小問30
数学 大問6小問26
英語 大問8小問27
社会 大問7小問33
理科 大問8小問28
社会の小問数がやや増えた以外には変化はなく、大問数・小問数はほぼ例年通りでした。
次に合格者の平均点を見てみましょう。カッコ内は令和2年度の平均点です。
国語65.7(69.1)
数学58.2(55.7)
英語54.6(49.4)
社会72.6(58.2)
理科50.1(55.9)
平均点が上がったのは数学・英語・社会です。特に社会はプラス14.4点と大きく上がっています。
平成31年度は42・5点でしたから、それと比べると約30点高くなっています。
それ以外の教科は前年と比較し、概ねプラスマイナス5点以内の変化にとどまっています。