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神奈川 入試情報
2021.11.10

〈2022年度入試〉 神奈川県 公立高校「入試 面接の心得」 -令和4年度

神奈川県公立高校の入試では、学力検査とは別の日に面接が行われます。面接は、面接官複数×受験生1人の形式で、1人10分程度行われます。
志願時には願書のほかに、受検生自身が記入した「面接シート」の提出が必要になります。

面接での質問ベスト5
1:志望理由
2:中学で頑張ったこと
(勉強・それ以外)
3:高校で頑張りたいこと
4:将来の夢
5:好きな教科とその理由
面接シートに書かれたことをもとに質問されるので、面接シートの項目がよく聞かれます。

面接シートの書き方

面接シートは、面接官にアピールするつもりで具体的なエピソードを交えて書きましょう。面接シート自体は得点化されませんが、面接時の参考資料とされ、記入内容をもとに質問をされることが多くなります。どのような質問がされるかを想定して、答えを準備しておくことが大切です。記入したシートは、内容を忘れないようにコピーを取っておくのも良いでしょう。
内申点と学力検査点の点数によっては、面接で合否が決まることもあります。第一次選考での面接の比率は2割を占めますので、気を抜かずしっかり対策しておきましょう。

志望校の「面接の評価の観点」を確認しよう

各校共通の評価の観点には「入学希望の理由」「中学校での教科等に対する学習意欲」「中学3年間での教科等以外の活動に対する意欲」があります。この他に、学校ごとに、「高校での教科・科目等に対する学習意欲」「高校での教科・科目等以外の活動に対する意欲」「学校・学校等の特色理解」「将来の展望」「面接の態度」など、評価の観点は異なります。
神奈川県教育委員会のホームページ「令和4年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要」の「公立高等学校入学者選抜選考基準」で高校別にまとめられています。確認しておきましょう。

面接当日に向けて

面接当日は身だしなみを整え、大きな声でハッキリと話すと印象がとても良くなります。そして、入室時のお辞儀の仕方や着席時の姿勢、立ち居振る舞いなども注目されます。学校の先生や保護者の方と、受け答えの練習をしておくことも大切です。