家政の魅力を生徒目線で伝える
都心にありながら自然環境も学べるビオトープもある緑豊かな広大なキャンパスの中にある東京家政大学附属女子高校。
同校の説明会に来ると先ずは校門で『アドミッションスタッフ』の先輩たちの気持ちの良い挨拶で迎えられる。
アドミッションスタッフは、同校の魅力を紹介する有志の集まりだ。今回は、昨年まで責任者を務めたI.Mさん(3年・同中学校出身)と2年生から参加したM.Sさん(3年・練馬区立練馬中学校出身)の2人から話を聞いた。
2人が活動を通して心掛けていることは「普段の私たちのありのままの姿、家政の魅力を生徒の目線でしっかり伝えることです」と話してくれた。
説明会では「私たちから何か分からないことや不安に思っていることはありませんか」と積極的に声を掛けているそうだ。すると、やはり女子校に対する不安が多く、「女子だけの一体感が生まれ活動しやすい点や、同性ならではの一人ひとりを大切にする気持ちを合わせ持つなど、女子校ならではの魅力をお話しすると皆、安心してくれます」と話す。
また、教頭先生とスタッフの座談会もあり、「受験勉強の体験談や将来の夢、家政の魅力など様々な質問が突然くるので生徒の生の声を聞ける面白い企画です。私たちはこのコーナーが好きです。来場者の皆さんも興味深く聞いてくださっています」と教えてくれた。
最後に「高校訪問の際には、先輩たちの様子をしっかりと見て、自分の1年後の姿と重ね合わせてください。ここなら勉強や部活を頑張れるという高校が見つかると思います」と2人はアドバイスをくれた。