秋草学園高校(狭山市)のオープンスクールについて紹介しよう。
今夏のオープンスクールは7月28日と8月25日の2回。7月28日の会ではおよそ20コマの授業体験。8月25日は授業体験に加えて部活動体験ができる。授業体験は一コマ50分で、2種類の授業が選択できるそうだ(一部、家庭科などは2コマセット)。
では、どのような内容となっているのだろうか。
同校は昨年より小久保和子校長が主導し、英語教育改革を実施。ICT機器を活用し、英語4技能(読む・聞く・話す・書く)の繰り返し学習を行っている。こうした実践的英語の授業体験が出来る。
また幼児教育・保育進学コースでは、パネルシアターという、舞台に見立てたパネルに絵(または文字)を貼ったり外したりして展開する、おはなし、歌あそびの授業を体験する。
このほか浴衣の着付け体験などの日本文化を学ぶ授業や、心の知能指数診断(EQ診断)など、同校ならではの特徴的な体験授業を実施する。
ほとんどの授業に共通するのは生徒同士が主体的に、話し合い、学び合う授業となっていること。またそれぞれの授業一つひとつに学ぶ「意味」と「目的」が設定されている。
例えば、確かな学力を身につけること。自国の文化を学ぶ事。正しい礼法を身につけること、これら全てを自信とし、自己肯定感の獲得に繋げていくのだそうだ。
こうした授業は全て小久保校長が掲げる「BIG LIFE」という目標に繋がっている。AI時代の到来で、今後、社会に出た際に求められる力は、今までとは異なったものになると言われている。AI時代にも通用する力を身につけ、自分の将来を設計し、叶えていく。これが同校の掲げる「BIG LIFE」という考え方だ。
同校広報室長、太田興一先生は中学生に向けてこうアドバイスする。「これからの時代に求められる力を本当に学べるか、自分の可能性を伸ばせると実感できるかの2点を意識してオープンスクールに参加されたら良いと思います。秋草では、‟驚き”と‟可能性”を感じられる体験を用意してみなさんをお待ちしています」。
オープンスクール・体験授業にはその学校が目指している教育のエッセンスが詰まっている。気になっている学校のオープンスクール等には必ず参加するようにしよう。
ほとんどの学校は参加には予約が必要としている。確実に申込をしておこう。
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