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東京 高校レポ
2019.9.9

潤徳女子高校(東京都足立区)/吹奏楽部 伝統の奏ではコミュニケーションから

伝統の奏ではコミュニケーションから

国公立大学や早慶などの難関私立大学、薬学・看護、また美術系の大学への進路実績を伸ばし、注目の潤徳女子高校。
今回は、同校でも一目置かれた吹奏楽部で活躍中のS.Nさん(足立区立千寿青葉中学校出身)とY.Aさん(足立区立千寿桜堤中学校出身)の3年生2人に話を聞いた。
2人とも中学生時代に吹奏楽部の経験があり、同部の演奏は様々な場で聞いたことがあったそうだ。同部は、東京銀座の「柳祭り」や、地域のお祭りや演奏会などで多くの方に音楽のすばらしさを届けている。2人は演奏を聞いて「高校生の演奏は凄い!高校生になったらこんな演奏がしたい」と思ったそうだ。
現在、未経験者も含め46名で朝練・放課後、日曜日と毎日練習を行う。普段は、パート毎に上級生が下級生の指導を行う。「わかりやすく言葉で伝えるのは難しいです」とSさんは話す。また、月に1回、プロの演奏家の指導を受けているのも特徴だ。「月1回なのでそれまでに皆で課題を克服できるように一生懸命です」とYさんも話す。
今は、昨年のコンクールで銀賞だった悔しい思いを胸に、今夏の大会で金賞を目指し、『高く・大きく・はっきりと』を部訓に日々練習している。
「全てにおいて、挨拶が基本なので、普段から部員同士の挨拶はしっかり行っています」とSさんは教えてくれた。そして、「夏の合宿でコミュニケーションを深め、一丸で大会に臨みたい」と2人は話してくれた。
同部の演奏は、文化祭ではもちろん、学校説明会でも聞くことが出来るそうだ。興味のある方は必見だ。

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