「仏教の理想とする人間完成」を建学の精神に置き、「智慧」と「慈悲」を身につけた、誠実で明るく健康な人材の育成を目指す横浜清風高校。部活動も盛んで全国大会や関東大会等の大きな大会で多くの部が活躍している。
今回は同校で部員数が一番多いダンス部の部長、M・Kさん(3年・横浜市立中川中学校出身)と副部長のO・Eさん(3年・横浜市立舞岡中学校出身)に話を聞いた。
Mさんは「元々ダンスを習っていて、中学校ではダンス部がなかったので横浜清風に入学が決まった時点で入部を決めました」と話す。またOさんは「高校ではダンス部に入ることをめていて、複数の高校のダンス部を見学し、横浜清風が一番と思い受験を決めました」と話してくれた。
二人はいずれも部長・副部長という責任がある立場で約70名のチームを引っ張っている。練習は週5日、二人は自分達の練習に加えて、部員達の指導にも注力しているのだという。
女子はガールズ、ヒップホップ、男子はポップ、ハウス、ブレイクなど、ダンスのジャンルも様々で覚えることが多く大変だが、二人が中心となってチームをまとめ、着実に力をつけているようだ。
Mさんは「指導していくには、まず自分が振りをマスターしなければならないので、自宅にいる時も自主練習をしています」、そして、Oさんは「自分でやるのはいいのですが、やはり部員に教えるのは難しいですね」と、それぞれの立場での苦労話をしてくれた。
9月28日の文化祭が3年生の最後のステージになる。「横浜清風のダンス部は初心者の人でも大歓迎なので興味がある人は是非見に来て下さい」と話を締めくくった。