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千葉 高校レポ
2023.8.7

二松学舎大学附属柏高校(千葉県柏市) 「探究」の学びは様々な形で開花。授業体験会で体感しよう

夏目漱石や渋沢栄一なども名を連ねた、伝統の漢学塾二松学舎の流れをくむ二松学舎大学附属柏高校。同校は近年「探究力」をキーワードに教育を展開しています。

副校長の島田達彦先生は「『探究力』とは、自ら課題を発見し、社会に出たときにどのように自分の力を発揮できるかを問い続ける力です。これは二松学舎建学の精神『一世に有用なる人物の育成』と繋がっています。幕末、黒船の来航に際し、当時25歳の三島中洲先生は、黒船を目の当たりにして、その詳細を記した書を各藩に届け、その名を広めたそうです。自分の力をいかに発揮できるかを問い続けること。これを実践したエピソードですね」と紹介してくれました。
既に実践している探究の学びは、大学合格実績や、第6回英字新聞甲子園で全国準優勝を果たすなど、様々な形で開花しています。

そんな同校の学びを体験できるのが7月29日と31日に開催する「授業体験会」です。
昨年の授業では理科の「豚の眼の解剖実験」、書道「『論語』と漱石~四字熟語を書こう~」や、入試問題について解説する「間違いやすい計算を確認しよう~二松柏の入試問題にチャレンジ~」などを行い、たいへん好評だったそうです。
今年も高校の楽しさを先取りできる、工夫を凝らした授業を用意しているそうです。ぜひ参加してみましょう。

島田先生は中学生へ「夏の入試対策は、あまり先を焦っていろいろなことをやるより、中学校3年間の学びを見直しましょう。本校の入試問題は教科書で学んだことを出題します。今は基礎をしっかり確認しておくことをおすすめします」とアドバイス。
また「学校選びは、ぜひ自ら考え決断して欲しいです。二松学舎柏では各々のかなえたいことをサポートします。自分を成長させたいと思っている人は絶対伸びると思います。こうした期待を持って入ってきてくれる生徒が1人でも増えてくれることを願っています」とメッセージをくれました。

一部の授業体験では同校の生徒がアシスタントとして参加するそうです

二松学舎大学附属柏高校ホームページはこちら

(よみうり進学メディア編集部)

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