西武台千葉高校では、今年度から「ICT未来創造プロジェクト」という取り組みを開始。
同校はこのプロジェクトの他にも「メディカルプロジェクト」と「教員養成プロジェクト」を実施しており、この3つを総称し「三大プロジェクト」としています。
同プロジェクト主任の中村英介先生は「Society5.0時代の到来を見据え、将来、西武台千葉から新たな価値を創造できるIT人材を生み出していきたい、という思いからスタートしたプロジェクトです」と紹介してくれました。
本格始動は来年から、今年度は準備段階(プレ版)ということですが、有志の15人がプロジェクトに加わり、様々な学びをしているそうです。この6月17日には、千葉工業大学創造工学部の教授や大学院生と協働し「情報デザイン」のワークショップを実施しました。
内容は情報デザインの「構造化」という、複雑な情報を整理しわかりやすく表現する概念を学び、ノック式ボールペンを分解し、機能や構造を表現しました。
参加した生徒からは「今まで考えていなかったことや疑問に気づけ良かったです」など、新たな視点を獲得できたという感想が多数あり、好評だったそうです。
中村先生は「情報デザインの考え方は、プログラミングの考え方に通じるものがあります」と話し、発展形としてプログラミング実践などのワークショップを予定していることを紹介してくれました。
今後は、NTTドコモとのワークショップ、ソフトバンク本社への訪問、また野田市と連携した活動など、多岐にわたる内容を準備中だそうです。
夏の学校見学会では、同プロジェクトをはじめ、様々な学校の取り組みを知る事ができます。
また同校の生徒たちの生の声を聞くこともできます。
「自分たちの夢をかなえるためにがんばっている、先輩たちの姿をぜひ見てほしいです」と中村先生は締めくくってくれました。
(よみうり進学メディア編集部)
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