鎌倉五山第一位・建長寺に隣接し、県内有数の進学校でありながら、部活動においても優秀な成績を収め「文武両道」を地で行く鎌倉学園高校。
毎年、現役で国公立、私立上位校への進学実績を挙げている。そんな同校の進学実績に大きく寄与しているのが、独自の進学プログラムだ。
毎年秋に1年生を対象に実施される『アカデミックキャンプ』は、学術の最高機関である東京大学へ赴き、若手研究者の講義を通して「大学で何を学ぶのか」を学ぶ。2年次からの文理選択の参考になるため、人気のイベントとなっている。
『K-Labo』は理科を学ぶ上で重要な〝実験・観察〟を意識づける取り組みだ。1・2年生希望者は茨城県のつくば学園都市で、最先端の研究を1泊2日で見学する。3年生は物理・化学・生物の各分野において、本格的な実験やフィールドワークなどに取り組む。入試対策部の吉村先生は「実際に体験することで、自ら進路を意識して受験勉強に取り組めるよう指導しています」と語る。進学実績にも表れており、K-Laboを通じて研究に興味を持ち、自分が学びたい専門学科がある地方の国立大学を探し、受験した生徒もいるそうだ。
同校は創立100周年に向け、国公立100名、早慶上智計150名の合格数を目標に掲げ、様々な授業改革を進めている。その一環として、2020年度からは「国公立文系クラス」が、先行する同理系クラスとともに本格スタートする。横浜国立大学をはじめ、文系学科への合格者増大を目指す。鎌倉学園高校のこれからに是非、注目してほしい。
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