昭和鉄道高校は、一般教科はもちろん校名の通り鉄道分野を基礎から実践分野まで幅広く学べる学校。
多くの生徒が自身の進路希望を実現するために日々勉学に励む。
今春の卒業生実績では、卒業生の約80%が就職し、そのうち約92%が鉄道関連企業への就職を果たしている。
1年次から旅客営業や工業技術基礎などの専門分野の学習を開始し、2年次からは運輸サービスコースと運輸システムコースに分かれ、鉄道分野の授業も増え、就職に向けた学びを深めていく。
同時に、両コースとも鉄道関連企業への就職を目指すⅠ類と、大学進学にも対応したⅡ類に分かれて卒業後の進路希望に応じた学びを進めていく。
同校での学びについて、システムコースのHさん(3年・練馬区立田柄中学校出身)は「工業技術基礎では、最新シミュレーターの操作や本物のパンタグラフや丸の内線の車輛の台車の授業が印象深かったです」と話す。
また、運輸サービスコースのYさん(3年・あきる野市立東中学校出身)も「旅客営業で、切符の料金計算方法を学びました。普段の生活でも生かせるためその都度授業を思い出します」と教えてくれた。
「2年次のインターンシップや工場見学研修は、就職活動に大きな影響がありました」と2人は話す。さらに、鉄道業界で働いていた先生や同校OB・OGの現役鉄道員から話を聴くことができる。
本物に触れ、体験することで、安全に対する考えを実践的に学び深めることも同校の特長だ。
3年生の2人は「9月の就職試験に向け、志望動機書や自己PR書の書き方について、先生が何度も指導にあたってくれ、大変に感謝しています」と話す。
さらにHさんは就職後に役立つ資格の取得に積極的に取り組み、既に複数の資格を取得しているそうだ。
Yさんは「長崎県松浦市への研修旅行で食べたアジフライの味が忘れられず、昨年の文化祭でアジフライ弁当をクラスで企画し、2日間で1,200食を完売しました。忘れられない思い出です」と、充実した高校生活の様子も話してくれた。
(よみうり進学メディア編集部)
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