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東京 高校レポ
2019.6.9

昭和鉄道高校 鉄道科(豊島区)伝承される就職のノウハウ

伝承される就職のノウハウ

毎年、鉄道業界に多くの人材を輩出する昭和鉄道高校。今春の卒業生216人のうち約82%が就職し、そのうちの約88%、156人が鉄道業界へ就職した。最近は、鉄道業界以外への就職実績も多くなり、同校の就職力は更に充実したようだ。
そんな鉄道業界への就職力に魅力を感じ、幼いころからの「電車の運転手になりたい」と言う夢を実現するために入学した、鉄道科運輸サービスコースのY.Sさん(目黒区立第九中学校出身)とW.Yさん(西東京市立青嵐中学校出身)の三年生の2人に話を聞いた。
同校では、インターンシップや工場見学の実務研修を実施するほか、鉄道会社で業務経験のある先生による指導、そして先輩・OBを通じて生の体験談をどこよりもたくさん聞けることが特徴だ。
Wさんは「インターンシップ先での駅の責任者の方が昭鉄OBで、色々と親身になって職場の話を語ってくれ参考になりました」と実際の話を聞き夢が膨らんだそうだ。
Yさんも「駅務体験では、お客様からの質問で駅周辺の事など鉄道以外の知識も必要な事や、英語での問い合わせがあり緊張しました」と貴重な体験の様子を話す。「常に先輩方が『お客様ファースト』の気持ちで職務にあたっていたのが印象的でした」と2人は話す。
今年の一年生からは英会話や手話の資格取得支援にも力を入れる予定で、お客様対応の一助になりそうだ。
また毎年、三年生になる直前に就職内定者から就活の報告会「上級生講演会」を開催する。「鉄道会社毎の面接の内容や雰囲気など体験談、先輩方の熱心な企業研究が非常に参考になりました」と2人は、自分達の就活が本格的に始まることを意識し、新学期を迎えたと話を締め括った。

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