2024.7.30

横浜清風高校（横浜市保土ヶ谷区）　オープンスクールで授業に部活に「１日清風体験」

「部活体験では部員同士が声を掛け合う仲の良さと、高校生のカッコいいプレーを見てください」と元気に迎えてくれたのは、横浜清風高校ソフトボール部（女子）の２人。

同校のオープンスクールでは、授業や部活動に生徒の１人となって参加できる。
授業体験は３教科（国･数･英）、過去問をもとに各教科の入試ポイントや勉強法を学ぶ。部活体験では実際の活動場所で部員と一緒にプレーを行う。

約30名の部員を束ねる部長のSさん（藤沢市立湘洋中学校出身）と副部長のMさん（横浜市立金沢中学校）は、６月に行われた高校総体神奈川県予選で大奮闘。準優勝へ導いた３年生メンバーだ。「次は１位です」と声を揃えた。
同校のソフト部は県内強豪校のひとつ。
「日ごろから『１位になりたい』ではなく『なる』と言うようにしています。明確な思いを口にし、信じる。目標に向けてがんばる気持ちの強さが勝利に結びつく。この姿勢を後輩たちに伝えていきたいです」とSさん。
中学時代に部活体験に参加した２人、Mさんは「部員になった気持ちで参加できました。指導の先生と先輩たちとの信頼感がしっかり感じられたこと、部内の仲の良さを見てここに決めました」と当時の感想を話してくれた。

同部では、平日は朝と放課後、土日のどちらか１日も練習と、細かく鍛錬を重ねていく。
「練習はしっかりやりますが、オン・オフの切り替えははっきりしています。部活体験ではオフの楽しい雰囲気もぜひ見てください」とSさん。
部活体験の後、一緒に帰ったのをきっかけに話すようになった２人。
「それからずっと一緒です。それぞれの苦手なところを補い合って、１人では難しかったことも一緒だったらできる。部活動で自信と責任感が生まれてきました」。