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埼玉 高校レポ
2024.9.4

山村学園高校(埼玉県川越市)/バトン部 「生徒主体の練習で『絆』を深める」

山村学園高校バトン部を訪ねました。
同部は今年7月に開催された全国高等学校ダンスドリル選手権大会(於東京体育館)に関東代表として出場し、Jazz部門Large編成で3位入賞、Song・Pom部門Large編成で審査員特別賞受賞と見事な結果を残しました。
目標の日本一にはとどきませんでしたが、チーム名「BOMBERS」の存在を全国に知らしめました。(※BOMBERSは「ボマーズ」と読みます)

 

互いに意見述べ合う生徒主体の練習

取材当日はアップ(準備運動)の段階から練習を見学させてもらいました。
明るく活気にあふれ、それでいて程よい緊張感がただよう、いかにも強豪校らしい雰囲気でした。
部員は42人。近年は小中学校時代からの経験者も増えてきましたが、中には初心者もいるとのことです。
顧問は今年10年目の小宮舞夢先生です。高校まで新体操、大学でチアダンスとお名前にふさわしい経歴の持ち主です。
練習中、先生はあまり多くを語りません。細かく指示することもありません。いわば生徒主体の練習です。
一連の動きが終わるごとに「もう少しこうしたら良くなる」「できればここも意識したほうがいい」と、生徒の間から意見がでてきます。そしてもう一回。また意見交換。そんな形で練習は進んで行きます。

 

大切なのは仲間との「絆」

小宮先生によると、この競技ではスキル(技術)だけではなく全員の動きが「揃う」ことが大事なのだそうです。そして、動きが「揃う」ためには気持ちが「揃う」ことが必要なので、普段からお互い自由に意見を出し合う練習スタイルをとっているとのことでした。
お互いの「絆」を深めるためにミーティングも重視しています。

 

野球応援や地域イベントでも活躍

同部は自分たちの目標を全国大会優勝におきながらも、野球応援をしたり、地域からの求めに応じてイベント参加したりと幅広く活動しています。

なお、3年生の息の揃った演技が見られるのは9月7・8日(土・日)の文化祭(ふじぞの祭)がラストとなります。
事前予約や入場制限はない模様なのでぜひ見に行ってください(公演スケジュールなど詳細は同校ホームページで確認してください)。

山村学園高校ホームページはこちら

 

(よみうり進学メディア編集部)

 

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