よみうり進学メディア

東京 高校レポ
2024.9.9

啓明学園高校(東京都昭島市)/サッカー部 「グローバルな環境で育む、文武両道のサッカー」

啓明学園高校は約80年の歴史を持ち、キリストの教えに基づいた心を育む教育を行う。
約3万坪の広大なキャンパスで、生徒たちは勉強や行事、部活動に励んでいる。生徒の約35%が外国籍生や帰国生で、異文化体験や外国語の環境が日常的にあるのが同校の特長だ。

強化指定部のサッカー部では、技術・戦術だけでなく、文武両道や挨拶、感謝の気持ちを大切に活動している。
次期キャプテンのSさん(練馬区立関中学校出身)と、副キャプテンのAさん(武蔵村山市立小中一貫校大南学園第四中学校出身)、2人の2年生に話を聞いた。

東京都指定有形文化財「啓明学園北泉寮」の前で

 

練習は月曜以外の毎日行われ、広大な同校のキャンパスでは他の運動部との調整も必要なく、常にサッカーのコート1面を使用できる。
「経験豊富なJFA公認ライセンスを持つ顧問やコーチ、またOBの大学生も加わって、常にハイレベルの練習を行っています」とAさん。
「毎週金曜は、外国のユースチームでフィジカルトレーナーの経験がある外国人のトレーナーが担当しています」とSさん。

「今は2年生を中心にチームを盛り上げ、3年生がしっかりと引っ張ってくれて、良い雰囲気でプレーしています」と次期キャプテンのSさん。
国際生が5・6人在籍し、価値観の違いなど様々なことで刺激を受けていると2人は教えてくれた。

 

『文武両道』を謳(うた)う同部の部員は皆、2年・3年と進路を意識した勉強に取組む。
「高校3年次では英検2級取得が目標なので、夜寝る前に単語帳を手に取って勉強しています」とAさん。
「大学生OBのコーチが来るときに文理選択や勉強の相談をすると、先生とは異なった視点のアドバイスが貰えるのが嬉しい」とSさん。「仲間と誘い合って勉強する雰囲気も伝統的にあります」とAさんは続けた。

来年度から45分×7時間、週5日の授業体制に変更する同校。土曜は自学自習となるが、部活に取り組みながら自習室などを活用し、部活・勉強双方の質と量の向上を図るそうだ。

「英語を学びたいのであれば啓明に来てください。留学制度や国内グローバルキャンプなども充実しています。国際生から受ける様々な刺激も財産になります」とSさん。
「高校での3年間は色々な体験ができます。自分の進む道に自信を持って頑張ってください」とAさんからエールをもらった。

最後に、9月28日に体験会を開催。興味のある方はHPで確認を。

啓明学園高校のHPはこちらから

 

(よみうり進学メディア編集部)

 

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