『よさこい部』部長、生徒会長、さらに声優部も。意欲的に取り組む2年生のFさん(西東京市保谷中学校出身)に、高校生活や学校の魅力を聞いた。
「『よさこい』のことは全く知らず、入学後の部活紹介で初めて見ました。かっこいい舞台に感動し、入部を決めました」と話す。
同部は基本週に3日活動、同校OGの講師から指導を受けて踊りを練習、地域のお祭りや遊園地など外部のイベントにも参加する。
「よさこい節に合わせ、手に持った鳴子(なるこ)でリズムをとりながら踊ります」。
衣装や髪飾りなどは和風をベースにしたカラフルなもの。踊りに合わせ青や黄色の袖が広がり、『まとい』と呼ぶ大旗も彩りを添え、華やかに踊っていく。
「全員女性なので、女性が男性パートも担当します。動作を大きく、メリハリをつけて踊ります」。
現在チームは10余名、ダンス未経験者だけどやってみたい、衣装に惹かれたなど、入部の動機はさまざま。部長として「厳しい雰囲気が苦手という人もいるのでラフにしていますが、節度を持ってだらしなくならないように。バランスをとりながら良い雰囲気になるよう心掛けています」とリーダーシップについて話してくれた。
もともとFさんは人前に出ることが苦手だったそう。「皆と一緒に踊ることが心地よく、今では大人数の前でもあがらなくなりました」。生徒会と声優部への参加も同じ理由で、恥ずかしがりの克服が目標だった。今年度は生徒会の会長となり、学校説明会でのスクールガイドなど、受験生に笑顔で接している。
「この学校は、ちょっとでも『やりたいな』と思ったら挑戦できる環境です。そして、やってみて良かったという結果も待っています」。109年を超える女子教育に携わっており、一人ひとりの個性と積極性を伸ばすことに長けていることがわかる。
「努力家の人が多く、ぐんぐん勉強が得意になった人もいます。私も苦手だった古文が、先生の授業がおもしろくて点数が伸びてきました。色々なことに自信が持てるようになり、成長していく機会があります」。
最後に「この学校は大学の指定校推薦枠も多いですよ、珍しい部活も紹介します」と、学校説明会についても加えてくれた。2024年11月23・30日(土)に実施予定、活躍する先輩たちに会ってみてほしい。
(よみうり進学メディア編集部)
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