東京家政大学附属女子高校の『アドミッションスタッフ』は、現在40余名。学校説明会や相談会などで活躍する、有志のメンバーだ。
3年生のM・Kさん(足立区立第五中学校出身)と、説明会デビューを間近に控える1年生のM・Yさん(板橋区立志村第一中学校出身)に話を聞いた。
説明会ではまず受付と、校門から会場までの案内を担当。「大学も一緒のキャンパスは、公園のように緑いっぱいの環境です」とM・Yさん。
校内見学や相談会では受験生がメンバーと話す機会も多く「先輩たちなので受験の不安や悩みも話しやすいですよ」とM・Kさん。M・Yさんは「私も入試直前の相談会で不安や緊張を先輩たちに相談しました。優しく説明してもらい、明るくて楽しい学校だなと思いました」。
アドミッションスタッフには『こうする』と決めたマニュアル的なものはなく、「1年生にはまず、2・3年生の説明を見ていてね、と伝えます。すぐに話すのは難しくても、みんな一度実践すれば緊張がほぐれていきます」。先輩たちを見て良いものを取り入れる、分からないことはそのままにせず必ず確認をとる。一つひとつ経験を積み自分に取り入れ、人前で話すのに慣れていく。説明できるようになるまでそう時間はかからないそうだ。
今年度からスーパーアドバンスとクリエイティブラーニングの2コース制になり、制服も新しくなった。「放課後講習や進学特別講座など、学びのサポートが充実しています」とM・Yさん。NGUルーム(自習室)にはチューターが居て、学習支援も受けられる。学習計画やテスト予定などを書き込む生徒手帳は、試験で活用しているそうだ。
「アドミッションスタッフの活動を通じて、人と話すことが得意になりました。大学入試の面接も上手くいきそうです。良い経験になっています」とM・Kさん。「皆さんが合格し、家政の仲間になるのを楽しみにしています」とメッセージをくれた。
学校説明会は7月27日(日)、8月30日(土)。要予約、同校ホームページで確認を。