東京家政大学と同じ敷地内にある東京家政大学附属女子高校。昨年の秋、国際バカロレア中等教育プログラム(MYP)候補校に認定され、今後の国際教育が期待される学校だ。
例年の説明会では、生徒で組織されたアドミッションスタッフが、道案内や説明会での相談と多くの場面で活躍し、受験生を温かく迎えている。
会場の入口では、食物研究部が焼いた米粉クッキーが配られ、緊張している受験生を和ませてくれる。3年Oさん(北区立船堀中学校出身)は、「夏の部活動体験が楽しかったから」と入部動機を教えてくれた。
12月には、「合格」の2文字を加えた「合格クッキー」が配られ、夏にはひまわりの種、秋には木の実、そして受験が近づくと桜咲くクッキーなど毎回異なる種類のクッキーが準備される。
そして、今回の休校措置で部活動が出来ない中、顧問の針生貞子先生の投げ掛けに部員たちが応え、各家庭で一人1字ずつクッキーを焼き、部員数41枚のクッキーで組み文字を作った。部活の仲間、学校の仲間、そしてこれから仲間になる受験生にむけての応援メッセージだ。完成した写真を見て、3年Uさん(板橋区立赤塚第一中学校出身)「温かみを感じました、これからも頑張ろうと思いました」と話す。
また、コロナウイルスで校内での説明会ができない中、アドミッションスタッフからは、HPで受験生に向けて応援メッセージを発信している。今後は、学校の案内や受験勉強についてのアドバイスを配信する予定という。
教頭の渡邉健先生は「授業で学び、家庭で復習しましょう。中学2年生までに学んだことの多くが入試に出ます。時間の使い方を大切にして今、何をするかを考えて行動しましょう。合格を得るには自分の力が頼りになります。そんな自分を育ててください。まだまだ時間はあります!」と応援メッセージをくれた。
現在、オンラインでの相談会を開催中です。今後の詳細はHPでご確認ください。