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埼玉 高校レポ
2025.10.9

本庄東高校 (埼玉県本庄市) 「東大など国公立に58名、 放課後も元気な進学校へ」-進学指導

本庄東高校は今春の大学入試において、医学部医学科への合格者が4年連続で出るなど、質の高い進学成果を挙げました。
東京大学・京都大学を含む国公立大学には58名(うち現役55名)が合格し、医学部医学科には14名(同6名)が合格しています。また、早慶上理には47名(同37名)、GMARCHには99名(同86名)が合格し、現役進学率は85.2%に達しました。


不安を乗り越え、質の高い進学実績に

今年の卒業生は、入学当初は英語力にやや不安がありましたが、最終的には例年並みかそれ以上の力をつけ、難関大学への合格につながりました。
合格者数としては昨年・一昨年よりやや少ないものの、進学先の「質」という点では申し分ない結果となりました。
1年生の段階から大学進学を意識している生徒が多く、国公立大学を志望する割合も高い傾向にあります。

 

新コース制・類型制度で進路希望に対応

同校では、生徒一人ひとりの進路希望に応じた学びを提供するため、「新コース制・類型制度」を導入しました。
1年次は「選抜コース」「特進コース」「進学コース」の3コース制となっており、2年次以降は進路に応じて「E類(最難関国公立大学受験型)」「A類(難関国公立受験型)」「S類(国立大学受験型)」「T類(公・私立大学受験型)」の4類型に再編されます。
これにより、より柔軟で効果的な進路指導が可能となり、生徒の目標達成を支えています。

 

探究と企業連携でキャリア意識を育成

探究活動にも力を入れており、今年からは企業と連携したキャリア教育もスタートしました。
1年生を対象に、企業から与えられたミッションに基づいて商品企画を行い、プレゼンテーションを通じて実践的な学びを深めています。こうした活動は、生徒の社会とのつながりを意識させるだけでなく、将来の進路選択にも良い影響を与えています。

放課後の活動も活発

書道パフォーマンスグランプリで全国1位を獲得するなど、文化面でも成果を上げています。
入学前は「勉強が大変な学校」という印象を持っていた生徒も、実際に入学してみると「意外と楽しい」と感じることが多いようです。毎日の小テストも習慣になれば負担にはならず、学びと楽しさの両立が実現されています。
放課後も元気な進学校として、今後もさらなる飛躍が期待されています。

本庄東高校ホームページはこちら

 

(よみうり進学メディア編集部)

 

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