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神奈川 高校レポ
2025.11.17

横浜創学館高校(横浜市金沢区) 「新食堂『夕照キャビン』 高校生活を船旅になぞらえて」

横浜創学館高校は、今夏、食堂をリニューアルした。その名も『夕照キャビン』。
『夕照』は金沢八景の景勝地のひとつで、歌川広重が描いた『野島夕照』に由来し、文化祭の名称にも使われている。
リニューアルのコンセプトは『Voyage(航海)』だ。高校の3年間を船旅になぞらえ、同じ船に乗り込んだ生徒たちが集う〝キャビン〟に見立て、海や船内、甲板をイメージしたモダンな空間に食堂が生まれ変わった。

このリニューアルには生徒会が関わり、名称の決定やロゴのデザインに携わったという。中でも、錨と創学館の『S・G』を重ねたデザインを発案したのは、生徒会副会長を務める2年生のSさん(国際英語コース、横浜市立富岡東中学校出身)。「自分が考えたロゴを採用していただき、また、今、その施設を皆が使っているのを見ると、とても感慨深いです」と話してくれた。
また生徒会書記の2年生、Tさん(総合進学コース、川崎市立東高津中学校出身)は「企業の方と打ち合わせを重ね、一緒に作り上げたのはとても貴重な体験でした」と話す。

 

2人に学校選びや、学校の良いところを聞くと、Sさんは「将来に役立つスキルを身につけたいと考え、英語をしっかり学べる同校への進学を決めました」。さらにオープンスクールで見た先輩や先生方の笑顔、そして校長先生が「育てる」と力強く宣言していたことに共感したという。

Tさんは、兄が同校に通っていたこともあり、何度か訪れた学校の印象が心に残っていたそうだ。「学校説明会や文化祭で、先輩たちから笑顔の挨拶を受けたことをよく覚えている」と話す。
また成績の不安を先生に相談した際、親身に寄り添ってくれたことも入学の決め手となった。
入学後の印象も「オープンスクールに参加したときと変わらず、担任の先生をはじめ、フレンドリーな先生が多く、良い意味で垣根がないです」と話してくれた。

 

中学生へのアドバイスとして、2人は3年間の『船旅』の舞台となる学校選びの重要性を強調する。
Sさんは「学校選びは周りの声で判断せず、自分自身で決めてください。3年通うのは自分です」と、自身の目で見て判断することの重要性を強調した。
Tさんは「学校見学には必ず行ってください。あとは自分の目的にあった高校を選んでほしいです」とメッセージを送ってくれた。

 

横浜創学館高校ホームページはこちら

 

(よみうり進学メディア編集部)

 

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