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東京 高校レポ
2020.9.6

都立深川高校 書道部(江東区)書道は芸術だ!

都立深川高校 書道部(江東区)
書道は芸術だ!
長かった梅雨が明けた昼下がり、東京下町の深川で96年の歴史を持つ深川高校を訪れた。同校には普通科のほかに外国語コースがあり、東京グローバル10の指定校の一つでもある。今回は書道部へ伺い、日々の活動などについて話を聞いた。
正面玄関のある1階の廊下の両側には書道大会等で受賞した作品の数々が掲示されている。
部員は23名、その内10名は今年の新入部員だ。中には書道は初めての部員もいる。
練習日は週2回、1年生はまず色々な古典に触れて、その中から自分に合った書風の作品を臨書することから始める。また作品展の見学や他校との交流会に参加して自分の腕を磨いていく。
部長のN・Mさん(外国語コース2年 足立区立第十二中学出身)は、「幼稚園の頃から英語を習っていたので外国語コースがある深高を志望しました。書道は習字と違い、ただ字を書くのではなく、人によって書いた文字にその人の個性が出ると思います」。また、副部長のA・Kさん(普通科2年 墨田区立吾嬬第二中学出身)は、「中学3年の時に文化祭を見学して深高に決めました」と話す。そして、二人とも同部の書道パフォーマンスに憧れて入部したことを教えてくれた。
今年は新型コロナウイルス感染防止の影響で部活動も制限され、当面の目標は9月に開催される国際高校生選抜書展、いわゆる『書の甲子園』、と呼ばれる大会と11月開催の東京都高文連書道展に出品する作品に取り組んでいる。
取材後、顧問の栗田育実先生から『飛翔』という書が編集部宛に送られてきた。書道部を代表して2人がひと文字ずつ書いてくれた。これは毎年受け継がれている書道パフォーマンスの見せ場で必ず書く文字という。
とても力強く、躍動感のある筆さばきは、鑑賞する側を魅了する。まさに書道は芸術である、ということを深高書道部から教えられた。

放課後、作品制作に励む書道部の皆さん

 

書道部ユニフォーム

『飛』はKさん、『翔』はNさんの筆。 「飛翔」は書道パフォーマンスの見せ場の文字という。

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