バディ制度でコミュニケーションを図る
幼稚園から大学院までが一つのキャンパスで学ぶ総合学園にある相模女子大学高等部。広大なキャンパスは、自然豊かで春には桜、秋には銀杏並木と四季を感じられる環境にある。
モダンダンス部は、創作ダンスを踊る部活動で「新体操やバレエの経験者もいますが、未経験者もたくさんいます。振りや音楽・衣装まで部員同士で考え、一から作品を作り上げる楽しみがあります」と話すのは、部長のO.Mさん(2年・町田市立町田第一中学校出身)。
同部はこれまで週6日で活動していたが、7月はコロナウイルスの影響で週3日に制限されていた。練習は、先輩とペアで行うバディ制度をとっている。先輩から後輩、後輩から先輩にも何でも話が出来る雰囲気を作っている。「休校期間中もバディのペア間で練習の様子をSNSで交換してアドバイスをもらっていた」とOさんは話す。
今は、感染症対策をしっかりとして仲間と踊れることが何よりも楽しいようだ。
例年ならば11月の相生祭(文化祭)に向けて練習をしている時期であるが、今年は中止になってしまい、例年文化祭で発表する伝統の3つのパフォーマンスを、2年生が1年生に伝授を始めたそうだ。
「2年生がまとまり練習メニューを考え取り組んでいます。今は1年生を不安に思わせないように元気にがむしゃらに頑張っています」とH.Nさん(2年副部長・厚木市立厚木中学校出身)が話してくれた。
同時に、新しい目標を11月開催のダンス大会に設定し、新入部員と練習を始めたばかりと教えてくれた。
女子校のことや内進生との関係を不安に思っている中学生に、「女子だけの楽しさで思っていた不安は全く感じたことはありません。内進生も入学して直ぐに声を掛けてくれて、皆直ぐに仲良くなりました」と二人はの良い所を最後に話してくれた。