今年度から難関選抜、文理特進、グローバル探究、キャリア探究の4コース制を始動し、生徒の希望する進路の実現を目指す桜丘高校。
同校では、説明会&個別相談会を12月までに年間24回、開催を予定している(6月末現在)。その全ての回で活躍しているのが、キャンパスナビゲーター(以下キャンナビ)だ。桜丘高校が大好きな在校生70人以上が登録している。
キャンナビは、説明会の受付、案内係、校内見学の説明係、そして講堂で開催される説明会の司会・進行係を行っている。
「中学生の時、説明会の受付や司会の先輩の姿を見て『入学したら是非この仕事がしたい』と思った」と話す、Iさん(3年・足立区立第四中学校出身)に話を伺った。
説明会で司会を行うこともあるIさん。このコロナ禍では人数制限もあり1回の参加は100組位となっているが、それまでは会場一杯、500人以上の参加者を前に話をしたこともあったそうだ。「最初はとても緊張しました。台本はありますが、何を伝えるかは自分で考えて、学校行事や高校生活で楽しかったことなどを、中学生に分かりやすく丁寧に話すことを心掛けています」と話す。
学校見学案内で中学生や保護者と校内を回っている時が楽しいと話す。「自慢のカフェテリア(学食)の話や、自習室、チューター制度のことなどを自分の言葉で説明しています。ICT(iPad)の話もよく質問され、コロナ禍の状況でオンライン授業にスムーズに移行できたことなど話しています」と教えてくれた。
また、定期試験直前の説明会では、キャンナビのOB・OGが説明会を担当する。大学生活や受験勉強のことなど、相談もできる親しい先輩もできましたと話す。
最後に「説明会や校内見学などに楽しく参加して、高校受験へのモチベーションアップに繋げてください」と受験生へアドバイスを送ってくれた。