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東京 高校レポ
2021.7.9

立川女子高校(東京都立川市) 案内役は生徒自身の成長にもつながる

「説明会では、私たちがご案内します。中学生の皆さんも緊張しないで、楽しい時間にしてくださいね」と話すのは、立川女子高校の「タチカワガールズ スチューデントアシスタント(TGSA)」の、Hさん(国分寺市立第五中学校出身)とMさん(羽村市立羽村第一中学校出身)の3年生二人。
TGSAは有志約50人で構成され、相談会での校内設営や受付、校舎内の見学ツアーのアテンドを行っている。
「必ず言わなければならないマニュアルはありますが、その他は各自で考えます。バトン部やダンス部、演劇部など学校を代表して活躍している部活の話などを加えるようにしています」とHさん。緊張している中学生の気持ちをほぐしたり、相手に合わせて話を変えたりなど、臨機応変に対応しているそう。「保護者の方は大人なので、立ち振る舞いにも気を付けています」と続ける。
「ツアー」と呼ばれている校内案内では、教室をはじめ、図書館や礼儀作法を学ぶ作法室などの特別教室を紹介する。「ツアーを初めて担当する1年生がうまくできるように、上級生が指導もします。1年生でも1人で1グループを担当することもありますよ」とMさん。
「回を積むごとに経験値が増えていると実感できて、やりがいがあります」と話す二人に、受験生へのアドバイスを聞いた。「学校選びは慎重に。できるだけ多くの学校を見て選んでください。勉強では自信をつけるのも大事だし、自分の能力を測りながら勉強を続けることも大事だと思います」。
今後の説明会は、8月28日(土)、9月も実施予定。11月の説明会では、『生徒が語る立川女子』として講演会を実施する。詳細は学校HPで確認しよう。
生徒たちの弾むような笑い声が聞こえてくる、開放的な学校を見に来てみてほしい。


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