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橘学苑高校(横浜市鶴見区) 密集回避によって一人ひとりを大切にする学校説明会に

鶴見区の高台、獅子ヶ谷の落ち着いた環境に位置する橘学苑高校。「国際」、「文理」、「デザイン美術」と多彩なコースを備え、生徒一人ひとりの個性を伸ばす教育を実践している。
同校の学校説明会は、昨年からの新型コロナウイルス感染症対策として、開催の形態を変更して実施している。大きな変更点としては、体育館に集まって実施していた説明会を、密集回避のため、15組ずつの小集団にし、教室で開催する形式にしたことだ。

入試広報の高畠とも子先生からは「小集団での説明会は体育館での実施時よりも、ずっと皆さんの顔が良く見え、反応もよく分かります。また皆さんからも質問を沢山いただき、良いコミュニケーションができました」と大きな手ごたえがあったと話をしてくれた。

実際、昨年度は体育館で開催していた時にはなかなか出にくかった質疑応答が、各教室で活発に交わされたそうだ。その質問に答えることで、例年よりも深く参加者に、一人ひとりを大切にする、という橘学苑の学びを伝えることが出来たのではないか、という感触を高畠先生は持っているそうだ。

加えて、ひと教室に15組が集まり次第、その教室の開始としたことで、終了時間も分散させることができた。帰りのバスの密集も避けられる。また、教室ごとに設置されている黒板投影型プロジェクターなどICT機器や、冷暖房設備など普段の授業環境を体験してもらうことも出来るなど、小人数での学校説明会のメリットは大きいと話してくれた。

本年度は昨年と同様の開催方法、これに加えて在校生の協力により、高校生活の様子も分かるようなコーナーも企画中とのこと。
高畠先生は「今年も、本校の教職員が多数参加し、皆さんをお迎えします。どんな先生がいるのかなーと楽しみにしてご来校ください」。また同校では、入試説明会以外でも随時学校見学を受け付けていることも紹介してくれた(要事前連絡)。
最後に、学校選びのアドバイスとして「志望校選びには、実際に行ってみて、雰囲気が自分に合うか合わないかをしっかり感じて欲しいです。高校は義務教育ではありません。自分の意思で3年間通う学校を選んでください」と締めくくった。

2020年高校説明会の様子(デザイン美術コース)

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