よみうり進学メディア

神奈川 高校レポ
2021.10.10

横浜市立桜丘高校(横浜市保土ヶ谷区) 生徒の希望をかなえるため一人ひとりを丁寧に指導

横浜市の進学指導重点校として「生徒の進路希望をできる限りかなえる指導」に努めている桜丘高校。「当校の強みは、生徒一人ひとりに丁寧に目を向ける教育を徹底していることです」と進路指導部主任の岩﨑輝男先生。
まず進路について、1・2年生には年間最低でも2回、3年生には最大5~6回の個人面談を行い、生徒本人から進路希望を聞き、希望がかなえられるようサポートする。
校内で行われる模擬試験では1・2年生は年2回(さらに学力状況調査2回)、3年生は年5回実施。さらに希望する生徒には全学年で夏季講習が受講でき、学力の向上を図っている。

また、同校の大きな特長は充実した進路指導室。10余名の進路指導教員が常駐、全生徒に目配りし、話しかけやすい距離にいる。室内の本棚には全国の国公立・私立大学の赤本がズラリと並び、1泊1冊なら借りることも可能。さらに大学別の資料ファイルで希望する大学について調べることもできる。

「教員の方から声をかけることが多いのですが“模試の結果が良くなくて…””志望校を変えた方がいいのかな”など、生徒の切実な悩みを耳にします。そこでじっくり話を聞き、具体的な指導をしながら、“最後まであきらめるな”と励ますことが多いですね」
国公立大学を志望する生徒への指導も細やかだ。全国の国公立大学のオープンキャンパスへの参加を勧め、推薦を受ける生徒には個別に面接指導や小論文指導も行う。

特に細やかにサポートするのが大学入学共通テスト後の生徒だ。一次試験の結果を踏まえ、一人ひとりと相談しながら二次試験の出願先を決めるのだという。毎日のように指導室へ相談に来る生徒もいるそうだ。その結果、2020年度には37名の国公立大学合格者を輩出。同校の努力が着実に実を結んでいることがわかる。
7限目の「総合的な探究の時間」の授業風景

生徒指導室で生徒が志望校の赤本に目を通す。